2月16日(月)

天気はいい。しかし夕刻、雨・雪になるという。

  東の街区は赤く染まりをりかへり見すれば満月の笑み

  夜の未だ暗きうちに家を出る見し空高く残りの満月

  地を濡らしわづかに斑に跡残す影踏み踏みて心遊ぶ

『孟子』離婁章句下99 孟子曰く、「仲尼は已甚しきを為さざる者なり」

   孔子は極端なことをなさらぬ方であった。

孟子が言ふ「仲尼は極端なことを為さざる者なり」

孔子 BC551頃―BC479 

孟子 BC四世紀後半に活躍

『梁塵秘抄』植木朝子編訳

瑠璃の浄土は潔し 月の光はさやかにて 像法転ずる末の世に 遍く照らせば底もなし

                            (法文歌・仏歌・三四)

【現代語訳】薬師如来のいらっしゃる瑠璃の浄土は清らかだ。月の光は澄み渡り、像法の起こる末の世までもあまねく照らして隠れるところもない。

【評】薬師如来の浄土の美しさをほめたたえた一首。薬師如来の浄土ははるか東方にあり浄瑠璃浄土と呼ばれた。その土地は瑠璃(光沢ある青い宝石。ラピスラズリ)から出来ているという(『薬師如来本願経』)。この今様では、瑠璃の輝きに月光が加わり、夢幻的な世界を描き出している。月の光は薬師如来の放つ光明と考えられるが、脇侍が月光遍照菩薩、日光遍照菩薩であるところからの連想も働いていよう。薬師如来の十二の大願の筆頭に「自身光明」によって、「無量無数無辺世界」を照らすことがあげられている(『薬師瑠璃光如来本願功徳経』)。

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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