秋のよき日である。海老名高校の裏から大谷の段丘崖の下を廻ってきた。海老名の義民、鈴木三太夫霊堂に頭を下げてきた。
昨夜の雨に中庭も濡れて枯れ朽ち葉いろとりどりに地にへばりつく
あてどなく歩けば鈴木三太夫霊堂に着き頭垂れたり
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。
2021年きさらぎ吉日
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