今朝は珍しく雨が落ちてこなかったが、それも時の間、降ったり止んだりだ。
数日ぶりの雨降らぬ朝うす雲を破りて覗く青き天空
天空を領する鳶の回遊を避けるか小鷺河辺を離る
うすら白き鳥の羽毛が散らばればここが狩場か餌食は土鳩
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。
2021年きさらぎ吉日
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