短歌 7月24日(木) Posted on 2025年8月24日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント またまた暑いのだ。 文庫になっている『今スグ知りたい日本国憲法』を読んだ。古い文庫本だが、ひょっとしたら日本国憲法を全文読み通すのははじめてかもしれない。国民に総意があることはわかるが、そんなもん選挙で問えるわけなかろう...
短歌 7月23日(水) Posted on 2025年8月23日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 毎日暑い。 立ち上がる珈琲の香に顔よせてその匂ひこれこそ大人の香り キッチンに珈琲豆を挽く音す期待が胸をふくらませたり ミルクたっぷりその上に砂糖三杯甘くして珈琲を飲む高校一年 「孟子」梁恵王章句上2-3 に...
短歌 7月22日(火) Posted on 2025年8月22日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑い。 米澤穂信『栞と嘘の季節』。高校の図書館係の話だが、とても高校生とは思えない。本格的な探偵だ。トリカブトの栞をめぐって推理が進む。 クリスタルガラスがおこす乱反射ひかりの燦爛こそが夏なり 透明硝子の輝...
短歌 7月21日(月) Posted on 2025年8月21日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑い。 山に近き墓処には一基の墓が立つたつた一つ父の名のみ刻まれ 誰にでも必ずやつてくる死なるもの空無の如きを俟ちつつをりぬ 日々を送るこのあはただしさの果てにある死といふものを怖れつつをり 『孟子』梁...
短歌 7月20日(日) Posted on 2025年8月20日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝晴れているが、もうすぐ気温は上昇するのだろう。参議院選挙。 箱根湯本の陶器を扱ふ商店に贖ふ珈琲カップ一つ破れたり お気に入りの珈琲茶碗の緑の色やや濃きにカフェの香り カップに立ちのぼる珈琲の湯けむりを冷房効...
短歌 7月19日(土) Posted on 2025年8月19日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑くなるらしいが、朝はまあまあ。 山の木はそれぞれに深きみどりなりおぼろけなるは雨来るらしき どことなくどんよりするは雨近き夏の箱根の山ならむかな 金目鯛の干物を網に焼く匂ひ部屋にただよふ旅を終へたり ...
短歌 7月18日(金) Posted on 2025年8月18日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント いい天気である。暑くなりそうだ。 昨日で『中庸』を読み終えたことになる。これで『老子』『論語』『大学』『中庸』までを読んだということだ。しかし道は遠い。せめて四書をと思い、今日からは『孟子』と考えている。宇野精一全訳注『...