短歌 8月25日(月) Posted on 2025年9月25日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日一日暑いようだ。 その二 海老名駅の南も暑く、サングラスに暴漢きどれどかよわき爺 四階のスターバックスに席を得て、ガラス戸にむかふ。空を見てゐる 雲一つなき夏の空かくもかくもぞわが左右の人 『孟子』梁惠王...
短歌 8月24日(日) Posted on 2025年9月24日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も猛暑だ。 ほぼ一月前のこと その一 キッチンの総入替に時を合せホテルへ逃げ出すわれならなくに 外界は酷暑なり。冷房の度合高めてこの部屋出ず 朝がらすここにも鳴くや。目覚めたるホテルのベッドの頭の上に 『...
短歌 8月23日(土) Posted on 2025年9月23日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑いらしい。う~ん 毎日々々かんかん照りの世の中なりわがからだ溶けてなにものならん かんかん照りとふ語を思ひだすこの暑さこれくらいではこの暑さ謂へず 暑さ、あつさ この汗だくのシャツを脱ぎ洗濯機のなかシ...
短歌 8月22日(金) Posted on 2025年9月22日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も、まったく暑いのだ。 『血団事件』『荷風のいた街』『精霊の王』読まねばならぬ文庫三冊 本と埃の山の中から救ひだす『世界の果てまで連れてって!…』 読まねばならぬ古井由吉『この道』を埃払ひつつ拾ひあげつ ...
短歌 8月21日(木) Posted on 2025年9月21日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暑い、暑い。 肥満型と痩型の女二人肩をならべて日傘を開く 一人は黒いワンピースもう一人はのしゃれた服いづこへ行くか肩を並べて この道を行けば間近に駅がある改札入れば二別れする 『孟子』梁恵王章句下8-3 「臣...
短歌 8月20日(水) Posted on 2025年9月20日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暑いのだ、暑いのだ。 ハン・ガン『涙の箱』、美しく、悲しくなり、心ゆたかに、しあわせになるような童話である。 積みあがる本の山よりてくるまだ読むことなかりし小説 女性の書く『京都異界紀行』新品のまま読まぬが出てく...