短歌 10月31日(金) Posted on 2025年11月30日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント ぐずぐずと雨。 公園の砂地の轍に足取られふらつく老いを誰も見てゐず けやき樹の上に広がるマンションの誰一人としわれを知らず 公園の木より飛びたつカワラヒワ海老名の鳥なりもっと顔出せ 『孟子』公孫丑章句下34-...
短歌 10月30日(木) Posted on 2025年11月30日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 寒いけれども晴れ。 『この道』に続けて遺作になる古井由吉『われもまた天に』を読んだ。たしかに死を見ているが、動きは生の側にあるようで、あらためて死の存在が恐ろしいものに思われた。しかも、足のふらつきから転倒した、その夜に...
短歌 10月29日(水) Posted on 2025年11月29日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 晴れている。 けやき樹に隠りて泣くはすずめらし愛しき声に鳴きつつ移る けやき樹より飛びだすセキレイ航跡の後追ふ一羽も去りゆきにけり 鶺鴒の航跡上下に美しく飛びゆかむとす遠くの木々に 『孟子』公孫丑章句下34-...
短歌 10月28日(火) Posted on 2025年11月28日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 曇り空だったのが晴れてくる。 公園の砂地に自転車の轍あり凸凹として歩きにくし 砂地をいろどるあまたの轍、自転車がつけしものなり歩きにくし けやき樹の下通るとき轍を踏みし老いがつまづく 『孟子』公孫丑章句下34...
短歌 10月27日(月) Posted on 2025年11月27日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 本当に久しぶりで日の出。雲が赤く染まる。 古井由吉『この道』を読む。その文に圧倒されつつ、その文に収められた「この道や行く人なしに秋の暮れ」や、宗祇の「世にふるもさらに時雨のやどりかな…」「人づまがまやの軒端の梅の花」「...
短歌 10月26日(日) Posted on 2025年11月26日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も雨、雨ながら、朝少しだけ降雨なし。その隙を見て歩いた。 愛らしきすずめが垣に入り、そして飛び立つ曇りの空へ 朝ごとにすずめ集まる処ある、けふは公園の巨大な欅 公園を取り巻く木々に秋の葉のあればすずめら枝...
短歌 10月25日(土) Posted on 2025年11月25日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 雨、雨、雨…… けやきの木に秋の空。日の明けて雲ぞ自由に動きたりけむ 雲の動きゆつくりとして明けがたの公園はあやしき色に変はる 歩きゆくに雨の跡どころまた自転車の通り道でこぼことして 『孟子』公孫丑章句下33...