短歌 2021年10月28日(木) Posted on 2021年11月28日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 爽やかな朝だった。西空高くに半分の残月。北風あり。 昨夜の夕餉は鯖の味噌煮だった。 さば喰へば鯖雲うかぶ秋の朝漂白の旅をいざなふ雲居(くもゐ) 青空に半分残る月の色水母(くらげ)のやうなりビル街の上 しらさぎにとんび、穂すすき・泡立草――相模川をわたる秋の橋上 共有: Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) Facebook クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます) X いいね:いいね 読み込み中… 偏屈房主人 もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日 偏屈房主人 の投稿をすべて表示