2023年2月3日(金)
今日も寒い。柴田錬三郎『わが青春無頼帖』を読む。「善良な市民になる料簡はない」、戦争体験、とくに二度目のバシー海峡での七時間にわたる漂流、そしてそれこそ無頼を誇る赤裸々な女性体験、さらに眠狂四郎誕生譚。いやいや面白い。 ...
今日も寒い。柴田錬三郎『わが青春無頼帖』を読む。「善良な市民になる料簡はない」、戦争体験、とくに二度目のバシー海峡での七時間にわたる漂流、そしてそれこそ無頼を誇る赤裸々な女性体験、さらに眠狂四郎誕生譚。いやいや面白い。 ...
朝から北風が強く曇り気味。寒いのである。 劇的なる日の出はあらず。如月(きさらぎ)二日、朝は小暗く 明けてゆくなり 稲荷社の紅白の旗、風に鳴る。三眼六足の きつね出づるや 白梅の咲けば、しづかに春がくる。今年...
今日から2月である。家の中のカレンダーをめくる。しかし寒い。 しをたれた葉を五枚つけ欅樹の高きところの枝、風に揺る 後の世には第三次世界大戦と呼ばれんかウクライナへのロシア侵攻 如月は短きものと古来より決まり...
今日も寒い。昨日より朝は寒かったし、昼以降も寒い。柴田錬三郎『わが青春無頼帖』を読んでいる。 赤裸々なるヰタ・セクスアリス暴露する柴田錬三郎その無頼よし てつぺんの枝をくねっと彎(ま)曲(が)るけやき、冬木の骨格...
今日も寒い。中野重治『歌のわかれ・五勺の酒』(中公文庫)読了。 寒き日は家ごもりゐて本を読む。中野重治「歌のわかれ」を 時折は林檎を齧り本を読む。「五勺(ごしゃく)の酒」を素面(しらふ)の老いが ひさしぶりに厚木...
今朝も寒かった。ストーブとエアコンの二重暖房。 寒さなり。一月下旬、この寒さ。木々の春の芽、はぐくむ寒さ 木蓮の花芽ふくらみ、つやめきて 春待つ老いのこころ ふくらむ けさもまたひよどり二羽の雄(おす)、雌(...
今日も天気はいいが、寒い。海老名でも水たまりが凍っているところがある。山の方は昨夜雪が降ったのだろう、いただきあたりには斑雪が白く輝いている。 大山につらなる山のはだれ雪朝のひかりに白くかがやく 昨日、今年初の桜餅を...