2022年11月20日(日)
曇り空にはじまりやがて雨に。寒くなって来た。 あけぼの杉の葉もすこしづつ茶に変はる庭のもみぢの真つ盛りなり さるすべりの黄のもみぢ葉の落ちたるが風に位置変へ流されゆけり 錦秋と呼ぶにはすこしお粗末なる庭の木々...
曇り空にはじまりやがて雨に。寒くなって来た。 あけぼの杉の葉もすこしづつ茶に変はる庭のもみぢの真つ盛りなり さるすべりの黄のもみぢ葉の落ちたるが風に位置変へ流されゆけり 錦秋と呼ぶにはすこしお粗末なる庭の木々...
秋日和であった。上野毛の五島美術館へ「西行 語り継がれる漂白の歌詠み」を観覧に妻と出掛ける。昼は駅のそばの古びた蕎麦屋、ごまだれ蕎麦が美味く、一合の原酒の味もよかった。乗り換えの中央林間でもしゃれた喫茶店へ。ここの珈琲も...
注射を打ったところが少し痛いが、副反応らしいものはない。 白馬はそろそろ雪だろう。なんだか白馬の夏を思いだす。 一年ぶりの宿の主人(あるじ)の笑ひ顔 夏の白馬のみどりの翳に 川一つわたれば心の翳り失せ秋のひだまり...
5回目のコロナウィルスワクチン接種にゆく。 おだやかなる秋の真昼の中庭(パティオ)には残り寡なきけやきもみぢ葉 和歌山のみかんの皮を指に剝くこの甘やかなる香に溺れたし 『徒然草』114段、変わった名前だ。 太(うづ)秦(...
気持ちの良い秋の日だ。 朝空のどまん中あたりに半円のうす月残る少しく嬉し 後朝のおもひは残りの月に託す老いの恋にも未練は残る わたしの周囲を舞う蝶かと思うとけやきの落葉であった。 風の呼吸はけやき朽ち葉を蝶に...
朝、雨だった。10時過ぎには止む。ただ寒い。 昨夜よりの風に落ちたる小さき枝あけぼの杉の葉むらを拾ふ あけぼの杉の落ちたる一枝ことしの木のいのちを拾ふ繪に寫しゆく 『老子』下篇41 大器晩成の晩とはいつを指し...
朝から雲が多い。 マンションの中庭(パティオ)をわたる朝がらす濁(だ)みたるこゑも親しきものよ 地と雲のあはひを侵すだいだい色いのちの色なれば心(こころ)処(ど)熱し 『徒然草』110・111段 双六は負けじ...