2022年1月29日(土)
日曜美術館に紹介されていた茅ヶ崎市美術館の「浜田知明 アイロニーとユーモア展」を観てきた。 いつの世にも時代遅れの俺がゐる初年兵哀歌に涙ひとすぢ いらいら、せかせか わが感情をもてあまし海をみてゐる茅ヶ崎の浜
日曜美術館に紹介されていた茅ヶ崎市美術館の「浜田知明 アイロニーとユーモア展」を観てきた。 いつの世にも時代遅れの俺がゐる初年兵哀歌に涙ひとすぢ いらいら、せかせか わが感情をもてあまし海をみてゐる茅ヶ崎の浜
連日寒いが、今日はすこし寒さが緩いか。 毛糸帽かぶりて冬の河原ゆく石ころ蹴つて枯れ葦の原 ひつそりと白梅咲かす家がある銀髪老女が木の下に立つ
今朝も寒い。久しぶりに相模川を渡った。鴨がたくさん浮かんでいる。 みなもには鴨どち寄りてむらがれり相模川冬のゆるき流れに 銚子からも梅咲く便り告げられて春のいぶきのさう遠からず
昨日より少し温度は高いようだが、寒いことには変わりない。桜餅を三箇買って帰る。 さくら餅三箇をふくろにぶら提げて小田急線にゆられて楽し いち早くかごしまに梅の花咲くを携(スマ)帯電話(ートフォン)の映像伝ふ
今日も寒い。しかも雲が多い。 桜樹も夭々(えうえう)として艶めけば睦月二十五日春ちかくなる さくら木のこゑなきこゑか樹がさわぐ蠢動含霊こころ温もる
昨夜、島田裕巳『性と宗教』を読み終える。おもしろかった。 芽の尖り鋭くひかる沙羅の木の枝張る空間 意志持つごとし インターネット闇空間に溺れたるわれら地球を滅ぼす民か
今日も朝から寒い。また妙な夢をみた。空色のワンピース姿の若い女性が二人、一人は髪が長く、もう一人は短髪であった。二人とも美形である。しかしたちまちのうちにわたしの前から立ち去ってしまった。ストーリーはない。それだけの夢。...