2025年4月11日(金)

あまり天気はよくなさそうだ。   殻割りてつぼみの白きものひかる木蘭の花もうすぐに咲く   ゑんじゅの冬の枝にきてそれぞれに枝揺らす目白三羽が   冬の木を揺らして黒鶺鴒お尻重たく次の木に移る 『論語』陽貨二一 「宰(さ...

2025年4月10日(木)

曇りだけど、気温は上がっているようだ。   走る走る孫の男(を)の子がひた走るその姿老いには少し重たし   孫が走る映像を見てよろこべるわが妻の声ただ笑ひをり   走り蝶追ふ男の子なり下総の春によろこびをらむ 『論語』陽...

2025年4月9日(水)

快晴、あったかいようだ。 岡本綺堂『旅情夢譚』を読む。どの話も、どこか不思議で、百物語を思わせ興味深いのだが、いささか無気味度が薄いかな。でも、おもしろかった。 少し前のことだが、   真みなみに薄き半円の残り月われまだ...

2025年4月8日(火)

今日は二十度に。しかし朝は寒い。 野口冨士男『わが荷風』読了。最初の単行本の時からこの文庫本になるまで三回読んでいるはずだが多くが記憶にない。最初の単行本の時は、この書物を案内役のようにしながら永井荷風の『あめりか物語』...

2025年4月7日(月)

桜が満開、散りはじめている。まあ曇りだね。   若やいだ桜の花の満開のさま観てよろし日の暮れ歩む   日の暮れに桜のたましひもてあそぶこのたましひを手に包みり   日暮れから暗闇になるそれまでを花のたましひ老いれが見つ ...

2025年4月6日(日)

午前中は晴れているようだが、昼頃には雨に変わるらしい。 上田早夕里『上海灯蛾』読了。全編586ページ。なかなかに苦労したが、おもしろかったんだろう。最後は、涙しながら読み終えた。この構想力には感心する。   上海租界を描...

2025年4月5日(土)

久々の快晴である。風が強いらしいが、本当に久しぶりの晴だ。ちょっとうれしい。   寝る前にベルナール三錠高価なる薬物を飲む効きてゐるのか   手が延びて足が縮まり首長の老いがわれなり醜きものぞ   山茶花の花びら拾ひかが...