2025年3月22日(土)

晴れ、しかし朝は寒い。やがて二十度を超すらしい。   今日もまたベランダをゆく黒鶺鴒織女のごとく大尻振りて   そしてまた図体のわりに足ほそき黒鶺鴒に似合はぬ歩み   冬の木の繊き枝には愛らしき数羽の目白木を揺らしをり ...

2025年3月21日(金)

朝はやはり寒い、昼には十八度、春の陽気になるというが。 『文豪怪談傑作選 泉鏡花集|黒壁』(東雅夫選)をやっとこさで読み終えた。鏡花の小説の文章は、実にレトリカルで勉強になるし、声に出して読むのに最適だ。「高桟敷」「浅茅...

2025年3月19日(水)

昨夜からの雨が、今も降っている。雨、時々曇り、やがて雨は上がるらしい。   枝ごとに毛羽(けば)毛羽(けば)の蕾を太らせてことしの木蘭花あまた咲かむ   木蓮の蕾を見ては春の香の近かりしこと妻と語らふ   ことしこそ夏つ...

2025年3月18日(火)

一応晴れているが、寒いし、午後雨になるらしい。 いしだあゆみさんが亡くなった。七十六歳だったらしい。むかし中学受験で見事麻布は、当然ながら落ちたのだが、これはたぶんそうなるだろうと思っていたので、悔しくもなかった。ただ二...

2025年3月17日(月)

朝から晴れ、暖かくなるらしい。   絨毯の上に対になるスリッパが間隔広くそっぽむきあふ   奔放なるスリッパを覗き見るやうにゴミ箱の後ろにスリッパ一足   二つとも皮をつかって洒落てゐるスリッパなれど天と地の差 『論語』...

2025年3月16日(日)

雨だ。北からの風が強い。寒い雨だ。 テーブルの横に置いて、時間があれば開いていた『山村暮鳥詩集』(藤原定・大江満雄篇)一九六六年初版・一九九四年十一版、弥生書房・世界詩40だから、相当古い本だが、箱入りでしっかりしている...