投稿者: 偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。
2021年きさらぎ吉日
2024年9月25日(水)
けっこう涼しい。 朝まだきにちちろちちろと鳴く虫の下草に隠れ居場所わからず 下草のおどろが下に鳴く虫のちろろと呼べばちちろと応ず けさもまた体幹ゆれて定まらず足弱かさなりふらりふらりと 『論語』顔淵一〇 子張...
2024年9月24日(火)
涼しい。このまま涼しければいいのだが。 けさもまた体幹ゆれて迷歩するこのざまがいまのわたくしならむ 封書一通、途中で贖ふ麦茶持ち大山は白き雲に隠るる やうやくに朝桃色に明けてくるひかりの中をふらりふらり 『論...
2024年9月23日(月)
朝方雨が降っていた。気温は少し下がっているようだが、湿気がある。 朝方は小雨なれどもほぼ全身濡れて歩くには難儀なりけり 傘さして歩くは本意ならずしてただ雨濡らす木々をみてをり 百日紅の赤き花まだ着けてゐる木下...