2023年11月11日(土)
寒い。このあいだまで夏日だった。この変化はなんだ。今日は1111、1の4つならびの日であである。 『老子』読むわれは無為自然と思ひたし巷(ちまた)のくさぐさに捉へられても 無為自然のかく難しき。老齢になれどもなま...
寒い。このあいだまで夏日だった。この変化はなんだ。今日は1111、1の4つならびの日であである。 『老子』読むわれは無為自然と思ひたし巷(ちまた)のくさぐさに捉へられても 無為自然のかく難しき。老齢になれどもなま...
さすがに冷たい。温度が低い。そして雨が降ってきた。リハビリだ。 ひよどりは小さな鳥どもを制圧す。すずめ、四十雀この頃見掛けず ひよどりのむくつけき姿。すずめ子も四十雀もこの鳥を嫌がる 『親密な手紙』(岩波新書) ...
今日から妻は福島へ。母は三日間デイケアに。むすこがきている。昨日のことだが、 国立がんセンター中央の威容に愕くその高層に 築地には日比谷からタクシー。なつかしき江戸の町を過ぎつつ 午前五時いまだ暗きに出かけた...
築地の国立ガンセンターに行ってきた。行きは東京メトロ千代田線直通の準急に乗って座っていたからいいけれど、帰りは代々木上原から立ちっぱなし、混雑していた。ガンセンターの診察に時間がかかって通勤時間に出っくわしてしまった。 ...
タクシーを使って海老名総合病院へ。紹介状を受けとる。疲れた。 空中がうす紫に明けてゆく雲多きけさ異常なる色 空見ればうす紫色に雲塊の染まればまぼろしの国のやうなり 久々に杖に拠りつつ歩みけり総合病院を紹介状を...
今日も暑い。 公孫樹の葉あかるくなれば校庭も明るしサッカー小僧ら走る 公孫樹並木をゆくとき臭ふ銀杏を翁と媼がかまはず拾ふ 銀杏の葉色づく並木を妻と歩むふたり手をとり歩みゆくなり 『老子』下篇「是(ここ)を以て...
まあまあいい天気である。 薬剤を服用せむと水を汲む浄水にして良き水を汲む 一服にああこの世界にわれ在るをたしかめてゐる水の冷たさ この世から他界へつながる坂上る出雲(いづも)国(のくに)の伊賦(いふ)夜坂(や...