投稿者: 偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。
2021年きさらぎ吉日
2024年4月9日(火)
激しく雨が降る。その上、いまは南風が激しい。嫌な雨風であり、満開をむかえたさくらのはなびらが散り、風に落とされ、九階のここまで花びらの切片が吹きあがる。 「からたちの花」は北原白秋の詞である。この唄もうたえる。 から...
2024年4月8日(月)
雲が多いが青空も覗く。やがて夜には雨になるらしい。 今日も、不意に浮かんできた「汽車ポッポ」である。なんでこのメロディが頭に浮かんだのだろう。宮原薫という。 走れ 走れ鉄橋を越す窓の外スピードスピードたのしいな ...
2024年4月7日(日)
気温も高くなるようで、歩いていても暖かい。少し速く歩こうとするとうっすらと汗をかくようだ。 昨日、なぜか「かなりや」のメロディ、そして歌詞がぼんやり浮かび、いつか口ずさんでいた。早速、『日本童謡集』(岩波文庫)を開き、「...
2024年4月6日(土)
曇りで、寒いけれど、桜はほぼ満開である。 花冷えやさくら木のした春物のコートのボタンきっちり留むる さくら木の枝にすずめを集らせて蜜吸はせをりこの春寒に 花も葉も共に出づるは山桜白き花よしまだ蕾ある 『論語』...
2024年4月5日(金)
雨だ。曇りのはずでは。せっかく桜が咲いたところだったのに。 堀田善衞『定家明月記私抄』を読んでいると、私の祖先は公家、貴族などではありえないと思うようになるものだ。公家、貴族もたいへんな時代だが、わが祖は、怯えて殺される...