2023年9月23日(土)
秋分の日だそうだ。時折雨が激しく降る。 大山に亡き父の名を読みあぐる儀式ありただ動かずにゐる 大山の豆腐に醤油をかけて食す冷やつこ親しやはらかきもの 飴をもらひ大山を去るわれわれの立場はいづれ議員きてゐる
秋分の日だそうだ。時折雨が激しく降る。 大山に亡き父の名を読みあぐる儀式ありただ動かずにゐる 大山の豆腐に醤油をかけて食す冷やつこ親しやはらかきもの 飴をもらひ大山を去るわれわれの立場はいづれ議員きてゐる
朝から雨だ。リハビリ。 朝がらすけさも早くに鳴きをればこの地の権利を主張しをらむ 退院して一週経てばけさの雨。雲重くしてさがみの平 車道ゆく自動車の音湿りたり今日も一日雨ふりやまず
雨が時折、そしてずっと降る。 はげしく降る雨、風増して三川のそれぞれの川濁流をなす 雨、風のはげしくなれば川水の暈増えてただ濁流をなす 濁流に流るる木々の幹にある木川はがれてただの丸太か
外は暑いらしい。リハビリ。 うろこ雲。龍のかたちにつらなりて朝焼け色に染まり流るる 小鷺二羽、雌雄わかねど黄金の垂り穂の田んぼに降りてくるなり あのビルのむかふに始祖鳥がはばたけば人間はいつか鬼に化したり
今日も病室の窓を見ている。 いかづちのときに閃く。雷神は激しく雨風を地上に降らす 赤ちゃうちんをかぞえつつバスに阿佐ヶ谷へゆくとき父のあたたかき香よ 窓からの巨大ロジテック群白き雨にかすむやうなり遠く見えつつ
病院の窓を雲がゆく。 暁烏けさも鳴きつつ移りゆくねぐらより出で田のうへを飛ぶ あけがらすけさも早くに鳴きだしていづくゆくらむ町めぐりをり メキシコのアステカ神を写しゆくいつしか魔法にかかりしごとく
今日も外は暑いのだろう。 朝がらすたけだけしくも鳴きさわぐ。稲田に垂り穂、風に鳴るとき 黄金の稔り田にしづかに降りてくる来臨を待つ南無阿弥陀仏 雲を吐きジェット機西へ飛びゆけり青空に少なき雲を避けつつ