2023年8月25日(金)
咳は収まったのか。夕べは出なかった。 すずめ子の小さきが鳴けばかしましくこの地を歩むにすずめの声す エポケーのごとくしづけし。中庭(パティオ)のあけぼの杉のまみどりの葉も 朝三粒(みつぶ)、夕(ゆふべ)に二粒...
咳は収まったのか。夕べは出なかった。 すずめ子の小さきが鳴けばかしましくこの地を歩むにすずめの声す エポケーのごとくしづけし。中庭(パティオ)のあけぼの杉のまみどりの葉も 朝三粒(みつぶ)、夕(ゆふべ)に二粒...
コロナのせいか喉のいがいがが酷く、夜眠れなかった。早くに窓を開ける。たしかに涼しさはあるが湿気がやけに多い。今日はリハビリの日。 ひむがしへ黒き鵜三羽翔けぬける速度(スピード)感あればいづこへむかふ 朝明けの雨模...
暑い日がつづく。雨もふる。すぐ上がってしまうのだが。 四天王に踏みつけられし邪鬼の顔それぞれ違ふ目の大きさも 持国天に踏まれし邪鬼の表情のすこし笑(ゑま)へるごとしとおもふ 踏まれし邪鬼に多聞天の靴おもたから...
今日も暑いのだ。 朝の日に影ながながとあけぼの杉生気さかんなれば風に揺れをり をかしをば人生ひとつの目的としあれこれ言はん兼好頼りに をかし、あはれをこの軀(み)にまとひ刻々と退院以後の日々を過ごさむ
暑い。総合病院でMRIを受ける。 田中貴子の本で印象に残った『和漢朗詠集』。中の和歌一首と漢詩。藤原義孝の作である。義孝は藤原伊尹(これただ)の子、行(こう)成(ぜい)の父。容姿端麗で道心の深い貴公子であった。 秋はなほ...
暑いことに変わりない。田中貴子『いちにち、古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌』読みつつ、 朝(あした)に生れて暮(ゆふべ)に死す。われらみなひとしなみに死は避けやうもなし 彌彌(やや)丸(まる)の悪鬼に遭ひて死にす...
今日も朝から暑い。春杜くんのお宮参り、赤坂の日枝神社だそうで妻は早くにでていった。 持国天に踏みつけられし邪鬼の顔どこかに喜びの表情うかぶ 高き搭、興福寺五重塔を仰ぎみるわれら小さき人間ならむ 汗の香をたたふ...