2022年9月12日(月)
朝の空が奇妙に明るい。 人類の滅びの時をおもはするこのあかるさに樹々はざわめく 木の枝のわづかの動きに反応しひよどり飛び立つ滅びの空へ
朝の空が奇妙に明るい。 人類の滅びの時をおもはするこのあかるさに樹々はざわめく 木の枝のわづかの動きに反応しひよどり飛び立つ滅びの空へ
9.11同時多発テロ、あの日から21年。あの時、私はまだ45歳、もっとも元気のいい時代だった。それでも茫然自失、言葉を失いながらも、憤りも腹の底から感じたものだ。それに比べるとウクライナ問題は私にとってはどうなのだろう。...
今晩は中秋の名月だそうです。そして十日の菊。 斑雲に秋めく空をたかく飛ぶ大鷺白きいづくゆくらむ この空を仰ぎてしばし呆けをる時代遅れのわれならなくに
今日も昨日と似たような天気のようだ。重陽の節供。 重陽の日の明るさと長袖の白シャツ羽織り街へ出てゆく たましひのなき菊人形のぶきみさにむすめ泣き出す幼き日あり
今日はいくらか涼しいのである。 ふる雨はすこしの秋をいざなふか欅の葉の淵黄変はじむ みどり葉のさくらもやがて紅葉するその時の間をたのしむべしや
ハガキ一枚と振り込みのため近くの郵便局へ。午後雨がふってくる。それもやがて止む。 河はらの萩むら赤し過ぎゆきてこころするどし人恋ふるべ 萩の枝、風に放恣に揺すぶられ荒ぶるこころ暫時(しばし)しづまる
昨日市役所でもらってきた母の介護認定の書類を大島クリニックに届け、そのまま買物に。今日も暑い。 空の色は秋のいろどり此方より暗雲くればぢきに雨ふる 夏と秋 空は二つの空がある雲の下ゆくわれらも二人