2022年10月1日(土)
今日から10月だ。早いのか。今年もあと3か月。 このあまき香りを木犀と覚るまでしばし記憶の空(くう)にたゆたふ マンションの前の物流倉庫が消滅する以前は、敷地を取り囲んで金木犀の木が植えられていた。九月半ばくらいになると...
今日から10月だ。早いのか。今年もあと3か月。 このあまき香りを木犀と覚るまでしばし記憶の空(くう)にたゆたふ マンションの前の物流倉庫が消滅する以前は、敷地を取り囲んで金木犀の木が植えられていた。九月半ばくらいになると...
昼間は暑いが、秋である。 虫のこゑいつか途切れて明けてゆく秋空の下違ふ虫鳴く マンションのドアを出てゆく蟋蟀の威風堂々たる黒き正装 モーニングを着てゐるごとしちちろむしのつそりとわが足もとに寄る
涼しい。昼間はそれなりに温度があがっているが、それでも秋の日である。 二リットル入りのペットボトル三本に浄水そそぎ一日はじまる 米澤穂信『Iの悲劇』を読む。地方都市の過疎地を再生するためのIターンプロジェクトが組まれる。...
今朝も涼しい。秋の雲だが、日中は暑いのだ。 漱石と鷗外の食を思ひつつなんだかたのしき秋の日である こんなBSの番組があった。 空の上の雲のかたちは秋のものうろこ状の雲が伸びてゆくなり
朝は涼しい。昼には暑い。大和で中西くんに会う。借りていた「楡」を返す。彼との会話は楽しい。 けさも地に落つる欅の葉を拾ふ黄の色あざやぐこの一枚を けやきの葉拾ひ蒐めて鉛筆絵にとどめて弔ふ葉にあるいのち 褐色にもみぢする箇...
朝は秋冷感があり心地よかった。しかしじきにむっとした暑さ。20℃代後半になっている。『ヘルドッグス』からはじまる深町秋生の三部作、『煉獄の獅子たち』『天国の修羅たち』を読み終える。この極道と警察社会をとりまく暴力の連鎖の...
山に近い墓へ行ってきた。亡き父は仏教徒ではないが、秋の彼岸ということだ。昨日か一昨日に来ようと相談していたのだが、台風15号の雨に阻まれた。木々も墓石もまだ濡れている。 石ひとつあればわが墓とおもふべし 墓に刻む文字(も...