2021年12月21日(火)
今朝もまた西空の残りの月が美しかった。昼は青空がひろがる。 西空にけさも浮かべる月よみの男ぶりよしあかるく笑ふ 十六夜の残りの月のなまめけば昨夜のをみなさぞ麗(うるは)しき 青空へ飛び立つやうに階段をかけのぼ...
今朝もまた西空の残りの月が美しかった。昼は青空がひろがる。 西空にけさも浮かべる月よみの男ぶりよしあかるく笑ふ 十六夜の残りの月のなまめけば昨夜のをみなさぞ麗(うるは)しき 青空へ飛び立つやうに階段をかけのぼ...
朝、西方の山の上、空のかなり高いところに煌々と月が残っていた。やがて水母色になって沈んでいくのだが、けっこう長く空に浮かんでいた。 メタセコイアの冬木の枝の合間には残りの月のひかりありけり タートルネックの首だす...
朝、外気温-3℃と表示されている。寒いがよく晴れてきれいな空だ。井出トマトへ。遠くみはるかす富士山の頂上あたりは雲が巻いている。 ピンク色の朝焼け空にのぼりくるお天道さまに手を合はせたり オスプレイ二機が連なり飛...
朝0℃の表示。晴れてはいるが、空気が冷えている。十二月は、なんだか時の流れが速い。 妻からは長野の雪を伝へくる寒々しきはここのみにあらず 覚めて後ふとんをかぶりしばしをる時間よ止まれゆつくりとゆけ 時を置きて...
朝から雨だが、9時過ぎには上がってきた。妻は今夜一泊で長野へ帰る。 雨の朝スーツケースをひきずつて妻よこよひはふるさと長野 三階席に君ときくショパン 雨だれはわが方丈の屋根をうつ ハガキ歌仙に今日は初折の裏三...
悪友と酒をすごして三日目の大量の雲古臭い、くさい 今日はあまり寒くならなかった。横須賀短歌会12月例会に行ってきた。 小春日は窓少し開け会すすむてにをは微妙なり歌の表現 月よみは十三夜ほどか夜の空にただあかる...
今朝は、地平線から昇る朝日を見る。 朝の日はまづわが部屋の壁を照らす窓を透りてあたたかき色 一晩をわが体熱にあたたまるふとん出でがたし老いたるものは すれ違ふときにかすかに起こる風ふとふりかへるその後ろ背を