2021年8月29日(日)
曇り空なれど30℃ある。妻は、注射の副反応か腕に張りと熱がある。心配だ。 けさ方も蚯蚓干乾びころがりぬ一夜鳴き続けしみみずなるかも 蚯蚓鳴くという季語があるが、蚯蚓は鳴かないそうである。 萩の花咲きてゆらげる長き...
曇り空なれど30℃ある。妻は、注射の副反応か腕に張りと熱がある。心配だ。 けさ方も蚯蚓干乾びころがりぬ一夜鳴き続けしみみずなるかも 蚯蚓鳴くという季語があるが、蚯蚓は鳴かないそうである。 萩の花咲きてゆらげる長き...
猛烈に暑い。じわじわと汗に湿る。朝から冷房運転。34℃。妻は二度目の予防注射。 夏草の刈られむきだしの空間に夜のくれば虫多(さは)に鳴く 部屋ごもり淫事にはげむ若さなし時すぎゆけば已むなきことか 橙色におぼろ...
猛暑です。34℃を超えている。午前中でマンション前空地の草刈り終了。じいさん二人と婆さん二人の共同作業でした。 稲の穂のそよぎの音のさゐさゐとたださゐさゐと往古の如く 熟れ穂の香なつかしくして二千年ほど前の田に立...
娘の27回目の誕生日。猛烈に暑い。34℃。この猛暑日に、マンションの前の空地の夏草を刈っている。いよいよ工事がはじまるか。妻は苦情でもあったんじゃないのと楽観的である。 さるすべりの花なほ赤くマンションの中庭に立つ夏...
今日も暑い。まだ流れの荒い相模川を渡る。32℃。 猫じやらしの穂の赤らめばそこは秋褐色のバッタ草生に潜む 相模川の流れの濁りいまだ消えず濃みどり色のあやしき流れ 亀が浮く濁り川昼を澱めるに鵜が着水す四羽の黒鵜
何日ぶりになるのだろう、橋を渡って隣町へ散歩を兼ねて夕食の買物へ。今日も暑い。 あまき香を風に残してゆく少女自転車たちまちわれを追ひ越す 夏の雲よそろそろ秋の雲がくるとんばう来てゐる稲田の上に
今日もここのところの天気と同じ、蒸し暑くなってきた。 不覚にもよだれに汚れねむりけり暑さは老いの力を奪ふ 海山のあひだに住まふあやふさを殊に覚ゆることしの夏は 少しづつ壊れてゐるかわが脳(なづき)ドアの鍵穴の...