2025年6月27日(金)

朝は涼しいが、やがて猛暑。   宇宙線に刺さるがごとく挫けたり動かなくなる地球人われ   宇宙線に刺されて病めるわが軀なり今日もよろけて木の影過る   血圧の変化は空の上にある気圧のせいなり気圧が動く 『中庸』第七章 哀...

2025年6月26日(木)

朝から暑い、じめじめと湿気もある。 ひさしぶりに青山文平である。文庫本になった『本売る日々』、単行本の時に読んでいるのだが、実に新鮮、また佳い、熱い。店は構えているが、本を行商している松月平助。この男が魅力的だ。また江戸...

2025年6月25日(水)

朝、ちょっと曇っているだけで雨が降らない時間があったが、すぐに雨に。   南側の駐車場には河原鶸わが足もとより少し跳びだす   ザリガニの赤き姿がはさみ上げ迎へるやうなり俺を招くか   用水の中をアメリカザリガニが招くが...

2025年6月24日(火)

朝、少しだけ雨だった。それから曇りだ。 高村薫『墳墓記』を読む。昔からの高村ファンだけれど、驚いた。古典の時代の文章と現在が重なり、独特の日本語が展開する。万葉集と藤原定家と、現在の能楽師とが混在して死と生の世界を繰り広...

2025年6月22日(日)

今日も暑いのだ。   夕暮は人の瞳の並ぶごと病院の窓とてつもなくて   真夜中の夢に魘され声あぐるこの恐ろしさ言ふすべあらず   紅茶の色は屍体の色と同じかも匙もてかきまはすしかばねの色 『中庸』第四章 君子はその位に素...

2025年6月21日(土)

朝は涼しい。やがて暑くなる。   わが骸骨が荒野ゆくぎくしゃくとして歩みゆくなり   すれ違ふ白い女がマスクして笑ふが如しわたくし怖ひ   真夜中の三時を過ぎて目覚めたる老いにも怖ろし夢の世界 『中庸』第三章三 忠恕は道...