2025年1月4日(土)
今日は晴れてる。しかし寒いのだ。 今年の紅白歌合戦の題名から、 晩餐会はあんたの花道、幾億光年はいよろこんで 神田川になごりの雪のぽつりぽつり寂しきときのすぎとすらむ 冬日差しながくのびたるこの日暮れなにごと...
今日は晴れてる。しかし寒いのだ。 今年の紅白歌合戦の題名から、 晩餐会はあんたの花道、幾億光年はいよろこんで 神田川になごりの雪のぽつりぽつり寂しきときのすぎとすらむ 冬日差しながくのびたるこの日暮れなにごと...
曇っていて寒い。 鵜飼秀徳『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を抹殺したのか』読了。廃仏毀釈は江戸時代に水戸藩ではじまっていたこと。また維新後は、地方官僚による忖度、さらに大寺の堕落などがかさなり暴走したこと。浄土真宗をはじめ...
穏やかな晴れである。 戦争好きはこの人類のものなるかロシア、イスラエルまず滅ぶべし 一向に戦ひやまざるウクライナお互ひに負けたることを知らず ガザ地区をかくも無惨に破壊してイスラエルよいい気なもんだ 『論語』...
天、晴れ。 今日から「さねさし歌日録Ⅲ」として続けようと思う。今年は二〇二五年、ほんとうに早いものだ。一首目は、年賀状に刷ったものだ。 いくそたび危地にふれしも生き延びて今年の年酒『晴雲』に酔ふ ひよっとこの仮面...
今日また晴れ。しかし寒い。 メメント・モリ すべからく曖昧になり死にむかふ骨と皮のみぬけがらの死か それとも死の間際まで明晰でありつつ肉体滅びゆくかも おそらくはあれもこれも渾沌とからだの滅びとらへがたなし ...
晴れだが、寒い。 ゆきつけばあづまのくににあたらしき恋もめばへてたのしきことあり 椿に木に椿の赤き花咲きて蕾もほんのり赤らみてゐる つひにゆく道とは誰も思ひしもそのときのさま誰も語らず 『論語』衞靈公五 孔子...
晴れ。 髪の毛の少し伸びたる分のみを刈り上ぐる妻の手技そこそこ 一ケ月かニケ月目になる散髪の日妻がやさしく刈り上げくれる 床屋の主はわが妻にして刈り上げるこのよろこびは外には告げず 『論語』憲問二二 陳成子、...