2024年7月28日(日)
今日も暑い。午前五時過ぎに歩きに出るのも四日目だ。犬の散歩やら歩く人がそれなりにいる。 黒川みどり『評伝 丸山眞男 その思想と生涯』を読む。時系列に沿って丸山の書いたものを中心にして編まれた評伝で、今までに読んだことのな...
今日も暑い。午前五時過ぎに歩きに出るのも四日目だ。犬の散歩やら歩く人がそれなりにいる。 黒川みどり『評伝 丸山眞男 その思想と生涯』を読む。時系列に沿って丸山の書いたものを中心にして編まれた評伝で、今までに読んだことのな...
今日も暑い、熱い。 猿田彦にみちびかれこの世に生れしか杜の大木に降りて来たれり 真みどりの葉のうちに隠るる猿田彦神のすがたのおぼろに見えず いづれあの世へおさらばをするわれならむ少し怯えて死の国のこと 『論語...
暑い。 虫喰ひ葉拾ふてくれば心楽しバッグにたいせつに蔵ひて帰る 少しだけ虫に喰はれし迹あれば色も変化す拾ひし落葉 一枚、二枚落葉それぞれに色変はるそのそれぞれを拾ひくるなり 『論語』郷黨四 公門に入るに、鞠躬...
今日も暑いのだ。昨日よりは少しましだというが…… このままに衰へ死する蟬ならむこころ残酷なるとおもへば、うごく 日の影にひつくりかへる雌の蟬しづかにしづかに触れば、動く 最期の鳴動せるか蟬の動きひつくり返るが...
暑い。もう34度ある。 大、小の蚯蚓のかばねさらされし舗道を歩むにつまづきやすし いまだなほ生乾きなる蚯蚓あり裂けやうとして踏みつぶしをり 完全には乾かず縮むミミズ殿(どん)いつまでもそのままに残る 『論語』...
今日も暑い、暑い。 鏡の内の悪鬼悪相がいまのわれいづれのもののけかこのわれの貌 窓遠く初蟬の鳴く声きこゆどこかのみどりの樹に拠りて鳴く 根もとには蟬穴あらずあけぼの杉まだこのあたりから出でて来ざりき 『論語』...
今日も暑い。 虫喰ひの葉を拾ふてくれば心たのしバッグに蔵め帰りくるなり 少しだけ虫に喰はれて色変ず落葉にかがむわれぞたのしき 種類の違ふ木々より落つる黄緑や緑のひと葉ひと葉に嬉し 『論語』子罕三二 唐棣の華...