2021年10月24日(日)

今日も朝から雲ひとつない晴天。そして寒い。

  中庭の木に拠る一羽のひよどりの鳴けば応ずる一羽来て鳴く

  この空は太初の青さ。青深きところを二羽の鳶廻りをり

  信濃より甥の手になるリンゴ来る歌いたくなる林檎うれしや

2021年10月23日(土)

昨日とは打って変わって、朝から晴天。しかし寒い。

  ひよどりは鋭き声にわたりゆく木の間を抜けて明るき方へ

  あけぼの杉の高きところに鵯はかしましく鳴く恋を呼ぶこゑ

  椿の葉むら隠れにさみどりのつぼみかがやく秋の日差しに

  ひよどりは椿の木にもしばし拠る()の間立ち()きがさりごそり

2021年10月19日(火)

午後2時半、16℃。朝から涼しいを通り越して寒い。

  返り花のつつじの赤き色増えてゴミ捨て場前そこのみ異界

  ぷよぷよのヤモリの子どもを放逐せるわれは死神か後悔がある

  さねさし相模の秋の空模様曇ればとんびにカラスが挑む

2021年10月18日(月)

草のあいだに放った小さな守宮のことが、今朝の寒さのせいか、妙に気にかかる。

  野に放つ小さなやもりたくましく生き延びて()たわが家に来よ

  守宮にも親があるべしその親こそマンション九階に登り来しなり

  月のぼる直下の雲も夕映えて桃色に照りかがやく時あり