古雑誌古ノート束ね紙ごみに出さむとす記憶を棄て去るやうに
棄てなくとも忘れてもどらぬ記憶ある老いとは多くを忘れゆくこと
<主人メモ> 年末の掃除日和であった。疲労感あり。

古雑誌古ノート束ね紙ごみに出さむとす記憶を棄て去るやうに
棄てなくとも忘れてもどらぬ記憶ある老いとは多くを忘れゆくこと
<主人メモ> 年末の掃除日和であった。疲労感あり。

冬の田に枯れ藁燃やす媼ありけぶり上れば青天翳る
おだやかなる午后のおやつにチョココロネ妻はアンパンこんな日もある
<主人メモ> クリスマスのあくる日なり。プレゼントもなし、空にも雲なし。

山の端の雲濃厚にピンク色こんな日はぬばたまの夜もあやしき
七面鳥も鶏手羽もなく晩餐は一汁二菜納豆もある
<主人メモ> 世の中はクリスマスだそうで。

電線に居並ぶすずめの数かぞへおおつと動くなかぞへられない
< 主人メモ > 今日は雲が多い。 川上弘美『三度目の恋』読了。
