2021年10月22日(金)
朝から寒い。そのまま気温は上がらない。そして雨。 小田急線に相模川橋梁を渡るとき雨が降り込む窓を流るる 閑散としたる車両に夕飯の買物の荷をぶら提げて乗る
朝から寒い。そのまま気温は上がらない。そして雨。 小田急線に相模川橋梁を渡るとき雨が降り込む窓を流るる 閑散としたる車両に夕飯の買物の荷をぶら提げて乗る
横須賀短歌会の例会に出席のためJRで茅ヶ崎、大船経由、横須賀へ。 軍港はさざ波立ちて塵芥(ちりあくた)集まるところ上下してをり 横須賀にイージス艦は一隻のみ高きところを鳶が廻れる
青天ひろがる空であったが、昼から雲が動き出す。 相模線来ればたちまち飛び立てる鵯(ひよ)の一群(ひとむら)朝寒き空 けなげにも百日紅(さるすべり)なほ花赤き一木(ひとき)あり秋のひかりを浴びて
午後2時半、16℃。朝から涼しいを通り越して寒い。 返り花のつつじの赤き色増えてゴミ捨て場前そこのみ異界 ぷよぷよのヤモリの子どもを放逐せるわれは死神か後悔がある さねさし相模の秋の空模様曇ればとんびにカラス...
草のあいだに放った小さな守宮のことが、今朝の寒さのせいか、妙に気にかかる。 野に放つ小さなやもりたくましく生き延びて復(ま)たわが家に来よ 守宮にも親があるべしその親こそマンション九階に登り来しなり 月のぼる...
昨夜リビングルームのベランダ近くの絨毯の上に小さな5㎝ほどの守宮を発見。マンションの9階である。驚いたのだが、その透けるような姿、吸盤を持つ四本の指、水を飲む動きの愛らしさ。あまり時を置かず草地に放ってしまったが、無事に...
雨中には野鳥のこゑの聴こえ来ず排水管の水音許り つつじの帰り花咲く曲がり角四、五片の花過ぎ来て驚く