2025年6月13日(金)

曇りだが、蒸し暑い。   ティッシュをテイッシュの箱から引き出して鼻水を拭く老いぼれならむ   何枚もテイッシュを引き出し鼻汁をかむわれならなくに   テイッシュを何枚も被りこの世よりあの世へ去らむとしたるわれなり 『中...

2025年6月12日(木)

朝、周辺が靄でかすんでいた。 今村翔吾『童の神』読了。平安時代の差別なき世の中を目ざして戦う虐げられたものと権力との葛藤が筋になっている。まずテーマが私の好みだし、この差別の構造は現代にも通ずる。酒呑童子じいと呼ばれるよ...

2025年6月11日(水)

雨、曇り。天気はよくない。 大嶋仁『日本文化は絶滅するのか』を読む。まあ軽快なこの国の文化の通史を読んだことになる。なるほど軽快なのだが、このままではたしかに未来は暗い。深く納得しつつ、著者同様、このままでいいわけはない...

2025年6月10日(火)

昨日まで一泊で箱根湯本に行ってきた。そして今日は朝から雨である。歌はもう少し後に。   自動車の走行音に雨の降る異常を感ずマンションの横   ひたひたとタイヤの音に微細なる雨降るを覚ゆ湿り気帯びて   不機嫌と呼ぶほかな...

2025年6月9日(月)

ずっと曇っていた。   わが宿をたづねくるはずの鶯の鳴く声聴こえず春もすぎゆく   いつのまにか六月の声あひ変らずすずめが鳴けばすずめ寄り来   わが宿といふにはどこか洋風のベッドの上に寝そべりてゐる 『大学』六章一 続...

2025年6月8日(日)

朝、雨だが、止んだ。あとは曇りのようだ。 川名壮志『酒鬼薔薇聖斗は更生したのか 不確かな境界』を読む。いささか安易な新書だ。だいたい少年Aの行方が分からない。『絶歌』の跡を追わずにどうするといいたい。読む必要があるのは、...

2025年6月7日(土)

晴れている。   含嗽する水の口から奔放に散らばればわれも老いぼれならむ   万がひとつこぼるる水の口あふれ吐き出すことに範囲広大   この口にしまりなきゆゑ水溢れ洗面台をこぼれるごとし 『大学』第五章二 詩に云ふ、「桃...