2024年12月28日(土)

晴れてます。 岩波文庫の『永瀬清子詩集』、谷川俊太郎が選んだものだが、読了。谷川との対談や自筆年譜がおもしろかった。もちろん詩も「初冬 新しい霜はきらびやかに/大地の冷える時わが魂も冷える/あけがたに佳い句を得たのに/目...

2024年12月27日(金)

今日も天気がいい。 坂本龍一『音楽は自由にする』を読む。だいたいにしてから坂本龍一の音楽に魅力を感じたことはない。この自伝もいい気なもんだと思う。それがこんな本を読むことになったのは、彼が死んだからに他ならない。死は重た...

2024年12月26日(木)

晴、15℃くらいまで上がるらしい。   暁闇の県道を行く大型トラック赤信号にゆったり停止す   信号の赤から黄色そして青走りだすべしわが乗る自動車(くるま)   払暁に地平の色はだいだいに染まりゆくなり未だ寒し   県道...

2024年12月25日(水)

今日もいい天気だが、寒い。   暁闇の県道を行く大型トラック赤信号にゆったり停止す   信号の赤から黄色そして青走りだすべしわが乗る自動車(くるま)   払暁に地平の色はだいだいに染まりゆくなり未だ寒し   県道を通る自...

2024年12月24日(火)

晴れ、少し雲が増えてくる。   褐色の貧寒たる庭のあけぼの杉冬のはだか木に化すまへの様   貧相なるあけぼの杉にぼそぼそとしがみつくなり褐色の葉々   あと数日のうちに褐色の葉は落ちて冬のはだかの木に荘厳す 『論語』憲問...

2024年12月23日(月)

快晴。 四方田犬彦『わたしの神聖なる女友だち』を読む。四方田の刊行する本を必ず読んでいた若い時代があったが、いつからかほとんど読まなくなった。久しぶりの四方田犬彦である。軽快な文章が四方田のものだが、この「女友だち」との...

2024年12月22日(日)

寒い、晴れ。   まぼろしの猫ところがるリビングの毛足の長き絨毯のうへ   すすき野をかけぬけてゆく三毛猫の走る姿のピユーマのごとき   咽喉を鳴らし甘えよりくる三毛猫に癒されてゐるわれも声あぐ 『論語』憲問一三 子路、...