2022年6月12日(日)
朝からまあまあの天気だったのだが、なんと午後突然に雨。じきに止んだが、落雷もある。夕方は穏やかな青空になった。 深沢七郎『みちのくの人形たち』、たぶん三読目。いやあ、読み直すたびに凄い小説集だと思う。博多人形の裏に描かれ...
朝からまあまあの天気だったのだが、なんと午後突然に雨。じきに止んだが、落雷もある。夕方は穏やかな青空になった。 深沢七郎『みちのくの人形たち』、たぶん三読目。いやあ、読み直すたびに凄い小説集だと思う。博多人形の裏に描かれ...
海老名高校の裏側の田んぼ、おおかた田植えが終わっていた。鴨が一羽、水田を泳ぎ、ときおり蛙の鳴く声がする。大谷水門は、恐ろしい程に大量の水があふれかえっている。厳重に鉄網が張ってあるのは落ちたらたいへんなことになるからであ...
今日も雲が多い。とはいえ雨ではない。 青蛙のこゑも聴こゆる田村掘。水増えて淀む一処あり 草ちぎり激しき水に落としこむ水沫(みなわ)激しく目を離りゆく 友からのハガキひとひら九十七の父の死を伝へ謙抑なりき
今日も朝から曇っている。そして、少し寒い。午後、青い空が覗くものの雲が多い。 秀(ほつ)枝(え)には天の花咲く一つ花。清浄(しゃううじゃう)のいろ沙羅の木のはな 菩提心われにもあるか雨に立つあけぼの杉にただ手を合はす 森...
ほぼ曇り空であります。さすがに梅雨ですか。 どんよりとけさは曇りて鋏もつ右手しばしばとどこほりをり この幹のざらつく樸(こはだ)けやき樹の年ふればあまた傷もあるべし
昨日、梅雨に入ったらしい。一日ほとんど雨だった。が、今朝はとりあえず晴れている。 夏色の雨のはげしさ。人間の傲慢をうち雨猛々し あぢさゐに夏つばき、ざくろの朱花咲けばパティオは夏をいろどりはじむ
朝から雨。一日ほぼ雨になりそうだ。 沛然たる豪雨といふはこの雨かはげしく沙羅の木の花をうつ 夏つばきの花ひとつ末枯れ落ちてゐる滅びの色こそ愛すべきなり