2021年3月17日(水)
木蘭の花咲き惚けて散り落つる純白の花は汚れやすし 沈む日の遅くなりゆきいつまでもあかるき山の霞むがごとし 夕焼けが飛行機雲を染めてゆく海棠の花まだ咲かぬ庭 <主人メモ> 心臓ペースメーカーのおかげで身体障碍1級であ...
木蘭の花咲き惚けて散り落つる純白の花は汚れやすし 沈む日の遅くなりゆきいつまでもあかるき山の霞むがごとし 夕焼けが飛行機雲を染めてゆく海棠の花まだ咲かぬ庭 <主人メモ> 心臓ペースメーカーのおかげで身体障碍1級であ...
青き瞳の猫太りすぎ重くして路傍に落とせばうらめしげに鳴く <主人メモ> 今日は青い瞳の猫の夢。これまた悪夢である。 その大きな猫を抱えて仙台駅に降り立った。 太りすぎた猫を保護する施設があるらしい。 猫は巨大すぎて...
大山も、居並ぶ山も春の山けさは笠雲一つが浮かぶ <主人メモ> 今日は四月並みのあたたかさだという。
水栽培の風(ヒヤ)信子(シンス)この頃見えざるは街に美少年滅びたるか <主人メモ> 今朝がたの夢もまた行方不明になりそうな夢であった。 黄昏の街、既知の街である。
やうやくに白木蘭の花ひらきわが住むマンションも少しはなやぐ
夜の闇に五つのつばきが落ちてゐる拾はむとして行方失ふ <主人メモ> 昨日は心臓ペースメーカーの初の点検の日であった。 心房細動を指摘され、心楽しくない。
十年前のあの日の長き激震の恐怖いまだも忘じがたし <主人メモ> 東日本震災から十年。