12月27日(土)

晴れた。 柚木麻子『BUTTER』を読む。なかなか手強い小説であった。週刊誌記者・町田理佳と男たちを殺害した罪で逮捕・収監された梶井真奈子との対峙、つまり二人の面会と会話を中心にした小説かノンフィクションか。随所に西洋料...

12月26日(金)

晴れてたかな。   相模川下流域には草(くさ)叢(むら)が小さき島なす。その間(あひ)に川   湘南銀河大橋てふ大仰なる名の橋渡り北澤映月の絵を観むとして   松園に麦僊に師事する映月の絵の美しさなかなかなりき 『孟子』...

12月25日(木)

何だっただろう。   おほかたは信じざれども朝起くれば枕の横にプレゼントあり   少年の願ひを聞きてそのとほりプレゼント届く貧窮の家にも   鶏の足に喰らひつくなりクリスマスソングを聞きつつ 『孟子』縢文公章句下57 孟...

12月24日(水)

またまた寝坊、雨だ。雨だ。寒い。   大学の同級生の死の知らせしかも彼女は自裁と告ぐる   その夫の連絡先を知りたれど勇気なしその死を問ふこと   理由あれどせめてもの思いはあの世こそ明るかるらむ 『孟子』縢文公章句下5...

12月23日(火)

ちょっと寝坊。晴れ。   あけぼの杉の茶褐色の葉散り落ちてさう遠からず裸木になる   裸になる冬のあけぼの杉を愛す日暮れも朝もひかり浴びつつ   冬の木のあけぼの杉を仰ぎをりなにも纏はぬ幹と枝のみ 『孟子』縢文公章句下5...

12月22日(月)冬至

まあまあ曇りといったとこか。寒いらしい。   赤いトマト・黄色いトマト・緑のトマトが笑ひ合ふ卓の上にはトマトの笑ひ   C級の傷あるトマトもトマトなりたいせつにあつかふ真のトマト   黄色いトマト・緑のとまとに蔕をとる妻...

12月21日(日)

曇り雨、雨なのか曇なのか。   巨大なる音の重なり焼津の海。古き世生くる八雲に逢へり   わが会へる小泉八雲老いたるに幽霊を語れば生き生きとして 『孟子』縢文公章句下55-3 曰く、「梓・匠・輪・輿は其の志将に以て食を求...