短歌 9月19日(金) Posted on 2025年10月19日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝は雨、そして曇り。気温も20℃前半、長袖か。 稲の穂の稔りの真中の畦道をたどらむとするに稲穂垂れ來る 黄金の稲穂稔ればやうやくに気温下がるか海老名の田圃 田んぼの土の干乾び虫も死にすれば鷺もより来ず炎天のも...
短歌 9月18日(木) Posted on 2025年10月18日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暑いが、午後から雨のようだ。 けやき木の大木の葉の繁るところ空の青さに翳りを作る 欅樹の広き木影に入りゆきて少し体温も低くなりゆく けやきの翳りなす所にけさもまたホームレス一人ものを考ふ 『孟子』梁恵王章句下...
短歌 9月17日(水) Posted on 2025年10月17日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑い。 トーマス、バージ―、ゴードンの名を呼ぶ孫の声の大きさ トーマスのテレビ番組の始まれば画面のまん前孫は動かず むちむちのからだを抱けば老いの軀も少しは若くなりたるものか 『孟子』梁恵王章句下20 ...
短歌 9月16日(火) Posted on 2025年10月16日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑くなりそうです。 工藤美代子『小泉八雲 漂泊の作家 ラフカディオ・ハーンの生涯』を読む。漂泊のハーンは、ギリシャのサンタ・モウラ島に生れ、日本で息を引き取った。各地をさまよい日本に辿り着き、セツと結婚し、『怪談』...
短歌 9月15日(月) Posted on 2025年10月15日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝の内は涼しいが、上がるようだ。 鶺鴒があけぼの杉に没入すすぽっすぽっと三羽が消ゆる あけぼの杉の葉叢にこもり音もせず鶺鴒いづくにゆきしものかな 真緑の夏のメタセコイアにかくれたり鶺鴒、鳩がしきりに鳴けば 『...
短歌 9月14日(日) Posted on 2025年10月14日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝は涼しいが、35℃になる。 激しき豪雨の後にたちまちに雨滴るみどりの山は 尖石の記念館のがちゃがちゃに、仮面土偶を得る。さてもやったり 雨あがれば蟬鳴く声の忩忩し。森の中なる露天湯に沈み 坂登りめざしに...
短歌 9月13日(土) Posted on 2025年10月13日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 昨夜、雨だったのか地面が濡れている。そして、また雨。 廃墟のごとき外観なれど人多し。熱きを好みたりしか * 尖石の庭に大きな栗の木あり。小さなの実、日におして 栗の木に射すひかりあり。曇り日をわづかにとどく照...