短歌 9月12日(金) Posted on 2025年10月12日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 少し涼しいが、湿気が多い。 中田整一『盗聴 二・二六事件』を読む。買ったまま忘れていた。著者はNHKのプロヂューサーで、二・二六事件の裏で電話の盗聴が行われていたことを明らかにした人だ。新しい資料を利用し、より深く。盗聴...
短歌 9月11日(木) Posted on 2025年10月11日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 暑そうであるが、午後雨が来る。 また蓼科へ行ってきた ことしまたに SAにつばめくる大きく廻り、低きにも来る 蓼科といっても狭き一隅のいろりの宿にこよひは泊す 蓼科の山の夕べに雨来り。ひとしきり激しく、やがて...
短歌 9月10日(水) Posted on 2025年10月10日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント またまた暑い。 けふもまた大き欅の影に入りほっと息する安らかさある けふもまた酷暑の報のありしかも耐へがたしわが軀変色したり 公園の砂利道をゆく右足と左足のバランス取れず 『孟子』梁恵王章句下16-2 今、此...
短歌 9月9日(火) Posted on 2025年10月9日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今朝、少し涼しい。しかしすぐに暑くなる。 尾長鳥の三羽がつぎつぎに飛びこんでかすかに揺れありすぐに消えたり まづ一羽があけぼの杉の葉叢より飛びだすつづけて二羽も飛びだす あけぼの杉の繁る葉々より脱けだすはおそ...
短歌 9月8日(月) Posted on 2025年10月8日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝晩はまあまあだが、昼はまた暑い。 公園の大き欅の影を出で太陽光の中にし入らむ 太陽のひかりの中に立ちあがるまぶしき女人 けやき大樹葉叢の繫りにすずめ数羽自由自在に飛びだしてくる 『孟子』梁恵王章句下15 斉...
短歌 9月7日(日) Posted on 2025年10月7日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日も暑いのだろう。* 朝には紅顔ありて夕べには白骨となる人のさだめぞ 始めもなく終りもなきがこの世をばすごすぞ肯ふべきや 小町の髑髏の目にもの飾られて、あなめあなめと申す 絶世の美女も美男も死にすれば九...
短歌 9月6日(土) Posted on 2025年10月6日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 台風15号が行き、少し涼しいが、すぐに30℃になるらしい。 古墳相 立ちのぼるけむりも消えて、わがありし。この世とやらも亡失のかなた 古き卒塔婆の泣くごとく鳴るさびしさに、風吹けばいのちはてなむものぞ 古きに...