今日も暑い。退院してから毎日暑い。このままいつかよくなるのだろうか。言語障害、二足歩行の不安定はいつよくなるのだろう。不安は日々強くなる。歌のいづれも在院中の作である。
しらさぎの一羽がひかりきらめかせ降りくるなり田の水のうへ
この空をわがものとして翔びきたる白鷺二羽みゆ五階の窓より
雲の間に覗く青空。この色のまほらを遠くゆきたしわれも

今日も暑い。退院してから毎日暑い。このままいつかよくなるのだろうか。言語障害、二足歩行の不安定はいつよくなるのだろう。不安は日々強くなる。歌のいづれも在院中の作である。
しらさぎの一羽がひかりきらめかせ降りくるなり田の水のうへ
この空をわがものとして翔びきたる白鷺二羽みゆ五階の窓より
雲の間に覗く青空。この色のまほらを遠くゆきたしわれも

今日も暑い。血液内科は、新館に移って、1部屋4ベッドに決まり、少し広くなった。5B377から5B333へ。部屋は移る。そして看護師さんはやさしい。
われもまた悪鬼のひとり。病院の鏡に写る病む一人なり
5Fの窓をひそかに渡りゆく紋白蝶。田の上をゆく、早苗田のうへ
病院の窓を雲雀がかけ昇るたつた一羽が空かけ上がる
