2023年4月23日(日)

まあまあいい天気なのだが、なんだろう。

  ティ―パック湯にうかばせて茶を出さむ東洋の粋の黄金の茶を

  八十度ばかりの白湯にティーパック沈めてふりふりすれば茶になる

  煎茶のむちびちびと飲むおうごんの液体滋養のために飲み干す

2023年4月22日(土)

父の死から34年。61歳で死んでしまったが、本来だったら95歳だった。

しかし、どうも天気が良くない。

  土曜日のあまちゃんを観てこころ痛快なり来週からは海女に戻る

  祭りの夜の山車の派手さを呼びかける宮古の町を練りて山車ゆく

  海胆を採るあまちゃん海へ潜りゆくふかく岩場を拾ひ上げたり

2023年4月20日(木)

朝のテレビ番組に井出トマトの温室が映っていた。今日は横須賀短歌会だった。横須賀は遠い。

  朝食に珈琲一杯とトマトジュースたつぷり飲んではじまる朝は

  井出トマトのビニールハウスが映りくるトマトあまたのつぶつぶ赤き

  一杯に満たざるトマトジュース飲む日々の倣ひにどこかうれしく

  米軍艦、大きなイージス艦も係留し横須賀港の平日の午後

2023年4月19日(水)

朝方は靄っていたが、やがて青天に。

  靄かかる中庭(パティオ)はかすみさみどりの木々とつつじの朱の色暈けたり

  山脈は薄き靄のうち凝らさねば見えぬ大山山頂の

  ひよどりの遊ぶを見ればたのしもよ良寛さんのごとくにをりき

  体調の奮はねばなんともやるせなき老いたるわれのせんすべあらず

2023年4月18日(火)

朝は曇り、雲が多いけれど明るい日だ。

  けさもまた結露が窓の六分ほど覆へばあわてて結露吸ひ上ぐ

  てのひらに泡洗剤を盛り上げて脂に汚れた手指を洗ふ

  泡クリームを食べたくなるがこの不味きもの知れば二度と口にはすまじ

  パティオにはひよどりいつもの鳴き声にこぶしまわしてわれに聞かせる

2023年4月17日(月)

なんだろう午前四時頃から眩暈になやまされた。昼くらいまで続いた。

  午前三時五十四分目覚むればくらくらとして携帯(ケイ)電話(タイ)見えず

  しばらくは天井揺れて収まらず目つむりてなほ視界揺れてゐる

  食欲湧かねば朝のパン喰はず昼食に雑炊つくりやうやく食す

  こんなにも居眠りたるも久しぶりこんなにも寝られる体力われにもあるか