今日は鎌倉へ。まずハガキ歌仙仲間と会う。鷲澤さんとは何度もお会いしているが、守屋さんとは初めてだ。大胆な俳人、なかなか楽しい。その後、楠原先生と歴史学者の鈴木氏と鷲澤さんを含め、ちょっと飲む。明日検査があるといって楠原先生があまり飲まなかったのが残念だ。
歯をみがき、顔面洗ひ、さいふ持ちさてかまくらへ仲間と会ひに
JR相模線にてのんびりといざ鎌倉へ心の師が待つ
用心深く飲み控へたるに不覚にも帰りの相模線い眠りてゐる
あたたかき心もちかへる十一月九日の夜ねむりのふかき

今日は鎌倉へ。まずハガキ歌仙仲間と会う。鷲澤さんとは何度もお会いしているが、守屋さんとは初めてだ。大胆な俳人、なかなか楽しい。その後、楠原先生と歴史学者の鈴木氏と鷲澤さんを含め、ちょっと飲む。明日検査があるといって楠原先生があまり飲まなかったのが残念だ。
歯をみがき、顔面洗ひ、さいふ持ちさてかまくらへ仲間と会ひに
JR相模線にてのんびりといざ鎌倉へ心の師が待つ
用心深く飲み控へたるに不覚にも帰りの相模線い眠りてゐる
あたたかき心もちかへる十一月九日の夜ねむりのふかき

おだやかな秋の一日だ。
ことしのけやきわが歌ひしが糧となり葉をあまた散らしすこやかにみゆ
ざくろの葉も黄に美しく散りゆかむ人の味する果実は稔らず
けさもまた西から東へいくつかの鳥の群れゆくさがみ川左岸

少々寒い。雲が多いけれどまあまあ明るい。
大空のふかきところにわだかまる渾沌こんとん白雲うごく
九階に覘けばけやきのもみぢ葉もひかりにあかるく散り落ちてゆく
『徒然草』104段・105段
艶にをかしかりしをおもひ出で桂の木ある宿過ぎゆく
有明の月や残れる堂の廊ものがたりするをみなのありき
葉室麟の遺作でもある『星と龍』を読む。楠木正成を主人公にした悪党たちと後醍醐天皇の北条を滅ぼす戦いと建武の新政の時代を対象にした歴史小説。早き死により最後まで読めなかったことがほんとうに残念だが、興味深い楠木正成像だ。
楠木正成はわがヒーローの一人なり心にうたふ桜井の別れ

日の出は雲の中であったが、じきに晴れて、秋のよき日である。
雲中に朝の太陽もぐりこむ天宇受売と戯れたるか
春の木のつばきのつぼみのふくらみを色鉛筆画にけさは写せり

曇り空の朝は寒かったが、昼過ぎて青天に。
朝の庭の落葉、朽ち葉を拾ひゆく老いのすがたのいかにかみゆる
花水木のもみぢ葉に赤が混じる葉をひろひて心あたたかくなる
ざくろの小さき葉々も黄の色のあざやかなりき秋の午後の陽
『老子』上篇31
プーチン氏よよく聞きたまへ『老子』には兵は「君子の器に非ず」

昨日より少しだけ涼しいが秋のあかるい日である。
黄、紅、茶色それぞれに変化する木々の葉うつくし時はうつろふ
腕時計を腕から外し風呂へ入るけふの縛りを解きくつろぐ
『徒然草』96段
まむしにはめなもみ草を揉み付けよ兼好法師蘊蓄かたる

明治節、明治天皇の誕生日である。戦後は文化の日。
水分のうすれゆく葉になほすがる空蟬ありき風吹けどなほ
葉にすがり高きところに吹かれゐる蟬の抜け殻深秘じんぴ
『徒然草』92・93段
懈怠のこころ刹那においておこり得る人間といふあやふきものは
死を憎まば、生、愛すべし存命のよろこび日々にたのしまざらん
