3月31日(火)

今日は一日、雨。   この世をば滅ぼすことには否といへどされど刻々に海面上がる   白梅、紅梅の花咲けば匂ひ充ちたり春来んとする   ローソンに購ふ冷凍食材を電子レンジに六分温む 『孟子』万章章句上129 万章問うて曰く...

3月30日(月)

まあ、晴れてます。   ノアの箱舟には乗る資格なきはこのわれなり。階段(タラップ)を前にただ呆然と これだけの薬を服用している。   バクトラミン・リクシアナ・アシクロビル・セレスタミンそしてべレキシブル 北海の氷山壊れ...

3月29日(日)

晴れて、温かくなるらしい。   万物の霊長などと言ふものの人類ほど醜悪なるもの他にはあらず   いつの世も戦ふことを専らに世界全土に平和来たらず   われを含め人類こそが滅ぼすか。この地球を去るノアの箱舟 『孟子』万章章...

3月28日(土)

まあ晴れてるか。   正倉院宝物の一つ伎楽面、獅子児どことなくわが孫に似る   この童(わらしべ)の伎楽面。あるときは虚空に嘘(いつはり)を申す   嘘・嘘・嘘。嘘、嘘だらけの現世(うつしよ)は戦乱はびこり人殺すなり 『...

3月27日(金)

やっと晴れた。   こぶし・白木蓮・小出毬の花ことしの春も白き花咲く   苦しみて苦しみ苦しむその果てに死と呼ぶもののわれにもくるか   死後に赴(ゆ)く場処(ばしよ)などあらず生のことさつぱりと忘れゆくもよからふ 『孟...

3月26日(木)

雨、雨だ。やがて雨は上がるらしいが……   わが歩みの前(さき)行く小爺(こぢぢい)、懸命に追ひ越さむとするにとても及ばず   それほどに早きものとは思はねど小爺抜けず面(つら)さへ見えず   三度目の悪性リンパ腫は治ら...

3月25日(水)

朝はいい天気だけれど曇って雨になるらしい。   若き頃のわたくしに似る青年が自動販売機にいのちを選ぶ   正一位三眼六足の狐(きつね)神(がみ)小さな社に手を合せをり   わが願ひは世界に戦乱の無きことなりせんなきものと...