短歌 4月12日(日) Posted on 2026年5月12日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 昨日ほどではないが、暖かくなるらしい。朝から晴れている。 沙羅の木は未だ花着けず中庭に清浄可憐の若みどり色 公園の一木のさくら。この花は染井吉野ならず。山桜花 縁葉を共にし咲くは山ざくら少し白くて豊かなる花 ...
短歌 4月11日(土) Posted on 2026年5月11日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 今日は晴れで暖かくなるらしい。 懸命に生きねばならぬ、と思へども調子整はずうろたへてゐる 椿の花、木のめぐり放埓に散らばりぬ。怒りあれば踏む、その紅き花 白木蓮の花ばらけつつ春真昼しづかなりけり。脱衣してゆく...
短歌 4月10日(金) Posted on 2026年5月10日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 金沢最終日、雨。室生犀星記念館、鈴木大拙館、近江町市場、そして帰宅。疲れた。 地の底の沼の鯰が動きだす地表は長き長き地震(なゐ)あり 一度っきりの人生ならば少しばかり巫山(ふ)戯(ざ)けるもありそれもよからふ ...
短歌 4月9日(木) Posted on 2026年5月9日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 羽咋・金沢行。泉鏡花記念館、徳田秋聲記念館…… 妻・俊子作 木の枠の中に収まる絵はがき、靴……。コラージュ重きたましひの箱 ノグチ・イサム〈こけし〉を中に安瑆と俊子並びし寫眞ありにき 妻と吾(あ)と石像を挟み...
短歌 4月8日(水) Posted on 2026年5月8日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 羽咋・金沢行一日目。晴れ。 県立近代美術館葉山 内間(うちま)安瑆(あんせい)・俊子の色彩豊かなる版画見むとす。その美しさ 色を織り、記憶を紡ぐ安瑆(あんせい)の浮世絵のやうなる版画の大、小 青や紫、黄色や橙...
短歌 4月7日(火) Posted on 2026年5月7日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 雨が降りそうで、曇っている。雨が降るらしい。 葉山 波頭高く荒れたる葉山の海の色、雲を映してどんみりとする 白き花こぶしが惚け散りはじむ。葉山の町を通り抜けたり 嵡(こん)鬱(もり)した葉山の森に隠れしが...
短歌 4月6日(火) Posted on 2026年5月6日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント 朝から晴れ。 わが住むは地獄に近き処なり。さうにちがひなし嘘つきたれば どうせ役に立たない老いの一人なり。つげ義春に倣ひ温泉旅に 寧楽の正倉院に蔵はれし桑木阮咸(くわきのげんかん)よ。音色聞かせよ 『孟子』万...