昨夜は息子夫婦、娘夫婦が来て、よく飲んだ。ひさしぶりに酔った。箱根駅伝、往路も4位。もう一つ上に行ってもらいたかったが、よくやった、大したものだと思う。
一月三日の空うつくしく銀翼がつぶてのごとき大きさに照る
箱根路走者の足の蹴り強きにおとろふるわが足腰に喝入たまへ
拍手する音のひびき 波、怒濤のごときにはげまされゐる

昨夜は息子夫婦、娘夫婦が来て、よく飲んだ。ひさしぶりに酔った。箱根駅伝、往路も4位。もう一つ上に行ってもらいたかったが、よくやった、大したものだと思う。
一月三日の空うつくしく銀翼がつぶてのごとき大きさに照る
箱根路走者の足の蹴り強きにおとろふるわが足腰に喝入たまへ
拍手する音のひびき 波、怒濤のごときにはげまされゐる

箱根駅伝往路、母校は4位。よくやったが、明日の復路も頼む。曇り空で寒い。
けさもまた上空高く青空を西へゆつくり機影が動く
並ぶやうに二機が相次ぎ空を赴く少しづつその行方岐るる
汽車に乗つてどこかの町の酒蔵を訪ねてみたし雪の降る町

今日から2023年である。晴れてほんとうに良い天気だ
日の出づるその瞬間を視認たり二〇二三年午前六時五十二分
天照女神もよろこび出現るる葦原中国の睦月元朝
沈みゆく元日の日は見逃したり山の端の色まだだいだい色
有鹿神社に初詣
昨年の破魔矢おさめて初詣で
初詣の人の列なす昼餉どき

午前中は、掃除の続きと買い出し。午後は娘に餅をとどけに二俣川へ。
年の暮れも朝はパン食フランスパン硬きにバターを溶かし喰ふなり
パンに塗るバターのとろけゆく香り大晦日の朝いささか寒き
歳の暮れの市にあかるき声ひびくことし終ひの売り尽くすこゑ
相鉄線二俣川駅で娘と会う。
大晦日の午後に二俣川へ出掛けてゆくひさかたぶりの娘に会ひに
娘夫婦は一昨日まで大分の温泉町に旅に出ていた。
大分の温泉に浸かりほころぶる娘の表情つやつやとして
今日で今年最後の日も終わる。内外不穏は収まりそうもないが、わが家にとっては息子、娘の結婚話もあり、まあまあの年であった。今年最後は俳句で飾ることにしましょう。お世話になりました。
よろこびも酔ひもほどほど歳の暮れ

雲が多い一日であった。神棚の掃除や、片づけ、買物にも出かけた。なかなか充実の一日であった。
年末の部屋を整へ疲れ果て出づれば庭に椿の花咲く
椿の木のどこかに鳥がひそみをる小さくがさり四十雀鳴く
年の瀬の慌ただしさを感じつつ海老名丸井の雑踏にゐる

今年最後の木曜日。ビン・カンを捨てる。ここのところ日本酒の四合瓶が増えている。
空き缶と壜の触れあふ音鳴らしインドネシアのガムランのごと
午後、ガラス拭き。
網戸二枚、ガラス窓四枚裏表老いにはしんどい大掃除なり
佐々木靖子の作品のない「短歌人」新年一月号寂しきものよ

今年最後の水曜日。大崎の観音寺ホールでの佐々木靖子さんの告別式に行ってきた。相鉄線とJR線を経由して海老名から大崎まで乗り換えなしで行ける。便利な時代になったものだ。しかしトンネルが多いし、景色も今一つだ。式場では上條雅通、棗隆、中西亮太、牛島ゆう子、紺野裕子、村上和子氏など懐かしい顔に会う。中西くんとは一昨日あったばかり、上條、棗氏とは電話で話したばかりだから、ほんとうに懐かしいのは、牛島さんと、紺野、村上さんだったが。
成瀬有の告別式に会ひしよりほぼ十年ふたたび会ふこともなく
遺影には懐かしき顔 棺には老いたる佐々木靖子が眠る
一日いい天気であった。
佐々木靖子この世にしなき青き空ああこの空の青き深さよ
