朝は涼しいが、昼前には暑さが戻る。横須賀短歌会の例会に出かけた。
鳶高くひょうろひょうろと鳴き巡り横須賀軍港けふしづかなり
あやふさを潜めて港にしづまれるイージス艦この船も戦艦である
海兵の夏服白きがつらなりて艦を降りゆく気ままなる列

朝は涼しいが、昼前には暑さが戻る。横須賀短歌会の例会に出かけた。
鳶高くひょうろひょうろと鳴き巡り横須賀軍港けふしづかなり
あやふさを潜めて港にしづまれるイージス艦この船も戦艦である
海兵の夏服白きがつらなりて艦を降りゆく気ままなる列

水曜日は三日分の生ゴミを捨てる日である。コバエの逆襲か、わが腕に、顔にあまた集る。
生ゴミの袋閉づればとび廻るこばへあまたを指につぶせり
けさもまたこばへに集られ袋閉づわが家の三日を支へし残滓

朝方は涼しい。しかしやがて30℃近くに、そしてそれを越す。
病葉の地に重なりて季が動くさくらの古木どつしりとして
さくら木の古木の下になよびかなるをみなのすはだおもひみむとす

朝の空が奇妙に明るい。
人類の滅びの時をおもはするこのあかるさに樹々はざわめく
木の枝のわづかの動きに反応しひよどり飛び立つ滅びの空へ

9.11同時多発テロ、あの日から21年。あの時、私はまだ45歳、もっとも元気のいい時代だった。それでも茫然自失、言葉を失いながらも、憤りも腹の底から感じたものだ。それに比べるとウクライナ問題は私にとってはどうなのだろう。戦争やテロへの嫌悪は強いが、この世界全体をまきこんだような戦争状態とわが想いの違和はどうしたものだろう。
悪には悪と思へば戦ふ人類のどうにかならぬかこの軍事好き
なによりも人を殺してはならないとおもふに殺戮の多寡を問ひたる

今晩は中秋の名月だそうです。そして十日の菊。
斑雲に秋めく空をたかく飛ぶ大鷺白きいづくゆくらむ
この空を仰ぎてしばし呆けをる時代遅れのわれならなくに

今日も昨日と似たような天気のようだ。重陽の節供。
重陽の日の明るさと長袖の白シャツ羽織り街へ出てゆく
たましひのなき菊人形のぶきみさにむすめ泣き出す幼き日あり
