2023年1月9日(月)成人の日の休日

よく晴れている。朝高いところに円状の月が残っていた。

  西空の高きところに残りたる水母(くらげ)色したまあるき月なり

妻が石を立てて遊んでいる。三つまでは積めるらしい。

  積み石にこんつめて三つの石を積む妻の真顔の若くはなやぐ

  木椅子のうへにまづ石を置き重ねゆく石立てて三つたちまち壊る

2023年1月8日(日)

なんだろう日差しに春めいたものを感ずる。

  照り椿赤きあまたの花着けて春めくひかりにたゆたふごとし

  大山のいただきあたりに目を据うる葉のなき木々の春めくが見ゆ

  仰ぎみるけふの空にはジェット機の一機だに見ずただ寒々し

2023年1月6日(金)

快晴。午後一時から二時間ほど中西くんと「楡」データの最終確認。確認は小一時間で終わったが、あれこれと情報交換があって楽しい時間でした。

  鳥の糞うづたかく積む電線の下あかぐろき糞は何喰ふ

  常温の四合瓶に注ぎあひ妻と飲むこの至福の時間

2023年1月4日(水)

ゴミ収集初めの日である。今日は燃やせるゴミ、生ゴミを中心に20ℓ袋二つを捨てる。

  正月の生ゴミ捨つる朝の庭おほかた木の葉も失せてひそけし

珍しく朝の散歩に出る。

  (ぬきん)でてすすき穂朝のひかり浴ぶまばゆきものは清々しきよ

  白銀の穂のかがやきを左にし一月四日水曜日の朝

  暖房のリモコンを押し窓の外だいだい深き夕暮れの空

2023年1月3日(火)

昨夜は息子夫婦、娘夫婦が来て、よく飲んだ。ひさしぶりに酔った。箱根駅伝、往路も4位。もう一つ上に行ってもらいたかったが、よくやった、大したものだと思う。

  一月三日の空うつくしく銀翼がつぶてのごとき大きさに照る

  箱根路走者の足の蹴り強きにおとろふるわが足腰に(かつ)入たまへ

  拍手する音のひびき 波、怒濤のごときにはげまされゐる