2021年12月18日(土)

朝0℃の表示。晴れてはいるが、空気が冷えている。
十二月は、なんだか時の流れが速い。

  妻からは長野の雪を伝へくる寒々しきはここのみにあらず

  覚めて後ふとんをかぶりしばしをる時間よ止まれゆつくりとゆけ

  時を置きてさわだちきたる老いの性やがて鎮まるも厄介なりき

2021年12月17日(金)

朝から雨だが、9時過ぎには上がってきた。妻は今夜一泊で長野へ帰る。

  雨の朝スーツケースをひきずつて妻よこよひはふるさと長野

三階席に君ときくショパン

  雨だれはわが方丈の屋根をうつ

  ハガキ歌仙に今日は初折の裏三句鴨長明の登場である

2021年12月16日(木)

  悪友と酒をすごして三日目の大量の雲古臭い、くさい

今日はあまり寒くならなかった。横須賀短歌会12月例会に行ってきた。

  小春日は窓少し開け会すすむてにをは微妙なり歌の表現

  月よみは十三夜ほどか夜の空にただあかるくて歩み停めたり

2021年12月15日(水)

今朝は、地平線から昇る朝日を見る。

  朝の日はまづわが部屋の壁を照らす窓を透りてあたたかき色

  一晩をわが体熱にあたたまるふとん出でがたし老いたるものは

  すれ違ふときにかすかに起こる風ふとふりかへるその後ろ背を

2021年12月14日(火)

今朝は雲が多かった。妻が出る頃には雨が降りはじめた。冷たい雨だ。今晩の食材を買いに本厚木へ。昼からだんだんに晴れる。

  雲中におかくれになり天照大神けさはすがた示さず

  にんにくに挽肉、みかん、そして豆腐こよひのうたげの材となすべし

2021年12月13日(月)

先日、盛岡にいる友人から蜂蜜が贈られてきた。その後お礼の電話をしたりしていたのだが、先日の先生の会でもう一人の盛岡の友人と会った。

  みちのくの南部岩手も雪と告げ気象予報士(かうべ)をさげる

  南部盛岡わが友二人が住み暮らすけふは朝から雪ふるらしき

2021年12月12日(日)

昨夜は5時から町田で教員時代の悪友たちと会食。久しぶりに「うたり」へ。

  菠薐草の根の乳首色宿酔の寝ざめにまづ見ゆ(つばき)のみこむ

三日前を思いだして

  首都高の下をとぼとぼ旅かばんころがして往く老いぼれわれが

  舌少しもつれて語る師のすがた百歳に近き伊勢のますらを

  百年の翁のみあとしたひ来し四十五年ながき年経る