2023年2月26日(日)
二・二六事件から87年、雪ではない。よく晴れて寒い日である。この国ではクーデターがおこる気配もないが、世界情勢は実に不穏である。 妄想に蹶起をおもふ若き日のわれにもありき青臭きころ 昨夜、木蘭の木の下にひとりたたずむ...
二・二六事件から87年、雪ではない。よく晴れて寒い日である。この国ではクーデターがおこる気配もないが、世界情勢は実に不穏である。 妄想に蹶起をおもふ若き日のわれにもありき青臭きころ 昨夜、木蘭の木の下にひとりたたずむ...
晴れているが、なかなかに寒い。 重ねたる小皿のけさの音ぞよきひむがしの空あかるむ頃に 朝に立つ食器を棚に収むる音わが手が立つる日課(ノルマ)の音なり ひむがしの空より来たる朝のひかり町の家居の壁面照らす 橋を...
今日はずうっとうす曇りの空で、なんとなく寒々しい。 蛇口開け湯になるまでの一分ほど家の内しづかなりただ水の音 朝はまづ食器の始末 皿、碗のふれあふ音に今朝もはじまる 朝日なくば蕭条として淋しきよあけぼの杉の枯...
まあまあ晴れている。いささか寒いが。 あけぼの杉の枝に濁声に鳴くひよどりさがみの国の朝のはじまり 二俣川で娘と会う。 休日の昼の電車に揺られゆられ春のひかりと運ばれてゆく 『老子』下篇67 慈しみ、倹(つつま...
青天である。されば寒い。 夜の光と朝のひかりが交差するこの時惜しみ妻とたたずむ 建物の角を巧みに廻りこむ飛行上手の若きひよどり 今日も川向こうの町へ。 己が影を追ふやうに低く飛ぶ鳶(とんび)若き羽根色ひかりを...
青天だが寒い。 山の端が薄桃色に明けてくるさがみの国の朝のはじまり 今日はまた冬の空気にもどされて大山山陵くきやかにして 相模川の鴨たち 頭(かしら)赤き鴨に黄色の鴨それぞれ風に逆らひ遅々たり遡(のぼ)る ...
なんとなく春のあかるさなのだが、決してあたたかなわけではない。 ところどころうすももいろに明けてくる空をみてゐる妻とわたくし 月曜日のゴミ、紙・牛乳パックなどを捨てにゆくとき あけぼの杉の冬木の高き枝揺らしひよど...