母のコロナウィルス予防注射四回目に付き添って市の会場に行ってきた。炎天下暑い。人も多かった。
さるすべりの花咲きはじめ百日の夏がはじまる猛暑の夏が
老いてなほ心を焦がす思ひあれ紫薇の花咲き庭にたたずむ
紫薇は百日紅の漢名。

母のコロナウィルス予防注射四回目に付き添って市の会場に行ってきた。炎天下暑い。人も多かった。
さるすべりの花咲きはじめ百日の夏がはじまる猛暑の夏が
老いてなほ心を焦がす思ひあれ紫薇の花咲き庭にたたずむ
紫薇は百日紅の漢名。

34℃。暑い。梅雨の戻りがあって、また夏がきたというところだろうか。安倍の国葬にむしょうに腹が立つ。国民の合意がないところ、勝手に決める権利がどこにある。無知と横暴は安倍と同じ、今の政権も同じ穴のむじななのだ。ふざけんなよ、と思うものの、この無力。なさけないとはいうものの、あんな嘘つきを国葬にとは、いいかげんにしろよ。背後から襲われていのちを失うとは、武家の時代だったらお家とりつぶしの対象だ。恥を知れといいたくなる。この件では歌もつくりたくない。
てのひらに絹漉し豆腐を切り分けて味噌汁に入れる料理の最後
コロッケにキャベツの千切り。夏の日の母とふたりの昼の御馳走

長野の疲れ、とりわけ渋滞による疲弊感がぬけない。
松代の夏と海老名の夏をくらべこのじめじめは軀を弱くする
川瀬巴水『木曽の須原』の絵葉書に豪雨ありこのところの豪雨にも似て

11時から法要、墓にお骨を納め、近所の料理店で御斎。帰りはものすごい渋滞にまきこまれた。勝沼から相模湖インターまで4時間近くかかる。娘を送って帰ると午後10時を過ぎていた。疲労困憊である。
ひつそりと午前零時の湯につかる灯りすくなき松代の町
川中島の武田・上杉の戦ひの跡どころあり蟬の鳴くこゑ
あちらこちらにつばめとびかふいくつもの巣があるここは北信濃の町
代々の墓の唐櫃にあたらしき骨を納めて義母の法要
若ものの二人が石を運びだし唐櫃あらはに骨の嵩あり
唐櫃には祖代々の骨累なり而して骨はあかるさ湛ふ
線香のけむりただよふ夏の墓地うから九人のしばしたたずむ
しかし凄い渋滞であった。
山梨県の高速道路にひぐらしの声きこえつつ渋滞の列
夜に入りて後尾灯の赤き点滅のつらなり美しき中央高速

妻の母の一周忌法要に参加するために長野へ向かう。妻の運転で娘も合流。息子は夕方新幹線で長野駅に合流。法要は明日、この日は松代のホテルに四人で宿る。
松枯れの山際を長野高速道カーブしてゆく麻績、更埴へ
長野県立美術館の駐車場車に三十分耐ふるはげしき雨に
松代の夜にものを喰ひ満ち足りて象山神社のくらがりおぼろ
倉田千代子の墓の町なり松代の夜のふかさにうかぶおもかげ
ことし初の蟬はひぐらし寂しげに松代の山の暮れゆくところ

今日も朝から雨。激しい雨が続くと思えば、降りやんだり、また激しくなったり、梅雨にもどったような感じである。明日から妻の母の法事に長野へ行くので、17日、18日分は19日に書くつもりだ。
干乾びて雨にもどれる蚯蚓の軀なまじろくしてうす気味わろし
生きの軀より膨満したるみみずなり水漬くかばねよ萌蘇にはあらず
あまたの環節つらなるチューブなり水漬き膨らむ蚯蚓の尸

朝からじめじめと雨が降り、蒸し暑い。
鼻くそをかきだしベランダに立つわれの鼻孔見上げて相模線が走る
雨の後のあけぼの杉の若みどりシャワー浴びたる裸身のごとし
