曇りからはじまり午後には雨。どんよりとして冬の寒さにもどっている。息子が帰ってくるので気合を入れて買い物してきた。
いきなりの妻の嚔の三連発朝から妻の圧高めなり
木蓮の白き数個の花濡れてきよらなり傘を小雨が濡らす

曇りからはじまり午後には雨。どんよりとして冬の寒さにもどっている。息子が帰ってくるので気合を入れて買い物してきた。
いきなりの妻の嚔の三連発朝から妻の圧高めなり
木蓮の白き数個の花濡れてきよらなり傘を小雨が濡らす

昨夜11時36分の福島を震源とする地震には驚いた。寝たばかりだったが跳び起きた。このあたりでは震度4だった。横揺れが長くつづいて、東北大震災の揺れを思いだしていた。あのときは震度5弱であったのだが、昨日の揺れも激しかった。地震は嫌だ。嫌でたまらない。
揺さぶられまた揺さぶられ跳び起きてまた揺さぶられ息吐く間なし
脱けだしまもない妻のふとんなりたたまうとしてふとんに埋まる
春昼や木蓮白き花立てて

ここのところ春めいた日がつづいている、というかもう春なのだ。マンションの駐車場のモクレンも一つだけだが花を着けた。昨日、厚木市内の数本のモクレンにすでに多くの花を発見したが、海老名側は遅れている。
ひとつだけ花を着けたる木蓮の木のもとに立ち老いの息吐く
海老名田んぼを歩く。
畔ゆけば天人唐草の花の咲くむらさき小さきはなびらひらく
天人唐草は、オオイヌノフグリの別名である。

昨日はどうも運の悪い一日だったようだ。
薯藷汁の饐ゆるを喰らひくちびるにもの言ひがたき痺れありけり
川を渡った住宅街の路地にことしはじめてのモクレンの花を見つけた。
いち早く木蓮の花咲ふ木のぶさいくなれどいのちの花なり
鴨どりはいまだ発たずに数十羽落ちつきのなく川さわぎ合ふ

すっかり春だ。どうも眠りの質が悪い。
鴨どりの落ちつきのなくさわぎをり春到来は望郷を呼ぶか
老いの軀によろけてあゆむ路傍には愛らし小さな酢漿草の花

山が春霞なのか杉花粉なのか、かすんで見えない。まあ春らしい日だ。
どうも数日置きに睡眠の質が悪くなるようだ。午前1時に覚め、それから1時間ごとに悪夢、悪夢の連続である。中の一つは例の採石場につながる夢だった。ただ一つだけよかったのは日々画いている色鉛筆画に啓示のようなものをもらったことだ。早速、夢に示された絵を画いてみよう。それとその絵に付ける賛の一首も夢に観た。一首はこれである。
人の世の情けに頼り生きて来しこの世の外は花ざかりなり
上の句と下の句の関係がどうもとは思うものの、夢の啓示である。
をちこちに梅の花咲く段丘崖心ぬくもり坂にたたずむ

めっきり春らしい日である。
くちびるからバナナのひもがたれてゐる朝の妻けふはしあはせ顔なり
茅ヶ崎へJR相模線にゆれてゐるほのぼのと春の線路のうへを
