海老名市南方へ、井出トマトや高座豚の店に買物ドライブ。遠くバニラアイスのような雪をまとった富士が見える。
C級のトマト目当てに丘陵をドライブしたり白富士見えて
沙羅の木の枝にしろがねの芽の尖るいつのまにやら春が近づく

海老名市南方へ、井出トマトや高座豚の店に買物ドライブ。遠くバニラアイスのような雪をまとった富士が見える。
C級のトマト目当てに丘陵をドライブしたり白富士見えて
沙羅の木の枝にしろがねの芽の尖るいつのまにやら春が近づく

昔の紀元節は、折口信夫の誕生日。135歳ということになる。
昨夜は山の方は雪だったようだが、このあたりは終日雨。
あしがりの箱根は雪と伝へくるテレビ画面の内なる芦ノ湖
海賊船に雪ふりつもり霞みたる芦ノ湖あたり人かげ見えず
大山を北へつらなり複雑なる山なみおほよそ雪被りをり

雪の予報が出ているが、午後2時、小雪まじりの雨だ。
なすところもなくて暮れゆく寒き日にこゆきをさぐりてのひらひらく
起き抜けに蛇口開けばきさらぎの水ひえびえとてのひらを打つ

なんのひょうしか昔作った歌の上の句だけを思いだした。大学三年の冬、万葉旅行の最終日の歌会に提出した歌だ。下の句は亡失したので、20歳の上の句に65歳の下の句を付けてみた。
五、六羽を翔たせてひびく森深くいにしへ飛鳥の古墳へいそぐ
帯状につらなるながくうすき雲はかなきものはやがて消えゆく

今朝は2℃からはじまったが、寒いことに変わりはない。
伊東潤『首獲り』、『戦国鬼譚 惨』を読む。信玄亡き後の武田家の内部崩壊のなんと無惨なことか。
滅びゆく武田一族のなれの果て卑怯・鄙劣の性あはれなり
いつのまにか人穴の蓋にところ得て爪草のみどり凹みを満たす

奇妙な夢と悪夢に悩まされた。メスシリンダーにピペット。夢から覚めたらまた今日も寒い。
夜の灯を消せばとつぜんうしなへる方位感これも老いの徴か
倒れ込み妻の寝床にのしかかる妻は動ぜずそのままゐねぶる
相模川を渡る。
こきざみにさざ波立てる冬川の流れに群れて鴨どち騒ぐ

今日は格別に寒い。立春はすぎたが、まだまだ寒い。
冬の朝はげしく羽をはばたかせひかりをまとふてすずめ翔びたつ
歌人の下村光男さんが亡くなっていたらしい。「かりん」2月号の田村広志さんの歌により知った。ネットを探ると昨年の11月4日だったという。ああ。『少年伝』は、いまだに憧れの一冊である。
『少年伝』下村光男死すと聞くああ百済よりはがき一枚
*ゆく春や とおく<百済>をみにきしとたれかはかなきはがききている 下村光男
あるパーティで一度だけお会いしたことがある。
『少年伝』好きですと告げればはにかみてことばすくなにわがまへを去る
