2022年1月1日(土)

2022年の年が明けた。相変わらずのコロナ禍だが、今日も快晴。しかし寒い。

あたらしき年のはじめの水をくむ浄水器より水したたらす

佐渡の塩、魚沼の米 神棚に新潟県産の作物供ふ

神棚に蠟燭ともし(ゐや)するにあたらしき年の淑気潤ふ

今年の(カレンダー)を掛けてまづ記す睦月三泊の奈良旅の予定

2021年12月31日(金)

2021年も今日でお終い。明日は2022年になる。この一年はなんだか速く感じられた。窓ふきをはじめ、今日も良く働いた。

  父祖の地をもたざるわれもしみじみとゆく年惜しむ眼鏡をはづし

  目をこすりこの一年を思ふなり大歳の夜の酒ほんのすこし

2021年12月30日(木)

父の墓を掃除し、家の中も掃除。しんどい。

  ベランダにシャツ干す妻の影動く猫のやうなり寝間の障子に

  本の山をいくつか崩し見出でたる『松平修文歌集』ああここにあつたか

たが宿の春のいそぎかすみ売の重荷に添へし梅の一枝 伴林光平

  伊東静雄『春のいそぎ』も本の山崩せば出づる自序をまづ読む

2021年12月29日(水)

今日から妻が休みに入り、少しのんびり。されど年末の大掃除が控えています。私はまず水曜日定番のトイレ掃除から。

  怠惰なる日々に老いゆくわれならむきのふは二冊の本読み終はる

伊岡瞬『冷たい檻』、浜崎洋介『小林秀雄の「人生」論。

  冬山の不二ヶ()遠くみはるかすさがみの野にも日の温みあり

2021年12月28日(火)

今朝も寒かった。

  エレヴェーターに異音ありけり咎めるか吊し上げか嫌味な音なり

わたしにまったく罪がないとはおもえないが、白状しなければならぬ罪があるともおもえない。

  一階から九階までを責められて白状するほかなきかわが罪

  山茶花の花を咲かせる木のもとに紅きはなびら白きはなびら

  その辻をまがれば小さき沼がある山茶花白きはな咲くところ

2021年12月27日(月)

朝の温度計の表示は-1℃。さすがに寒い。昼になっても5℃。16:00、7℃。天気も空気も気持ちいいけれど寒い、冷たい。

昨夜はむすめが久しぶりに帰ってきた。顧問をしているボーリング部の全国大会への引率。津へ。帰りは名古屋から新幹線、雪で遅れたそうだ。大会の結果は優勝。すごいじゃないか。

  帰宅して心ゆるむかよくしやべりよく食べて、笑ふ師走のむすめ

  公園の日かげに小さな水たまり踏んでも壊れぬ初氷なり

2021年12月26日(日)

朝は曇っていたが、じきに晴れてくる。しかし寒い。
読売新聞朝刊の付録に日本画における夜景の誕生の紹介記事あり。
与謝蕪村『夜色楼台図』、司馬江漢『中洲夕涼図』を観る。

  新聞に与謝蕪村の夜色の図。窓にこぼるる灯火に色あり

  江戸の世の隅田川西岸の中洲なり司馬江漢描くはかなき灯り