時々自分のからだが自分のものではないような違和感を覚えるときがある。そんなとき左胸をさわると心臓ペースメーカーの植え込まれているところが硬く出っ張っていて気になる。そして、オレはこの肉体に埋め込まれた機械のおかげで生きているのだと深く納得する。つまり、オレはサイボーグなのだ。
少年期のわがヒーローのひとりなるサイボーグ009その超加速力
心臓の動き奪はれわれもまたサイボーグ531奥歯噛みしむ

時々自分のからだが自分のものではないような違和感を覚えるときがある。そんなとき左胸をさわると心臓ペースメーカーの植え込まれているところが硬く出っ張っていて気になる。そして、オレはこの肉体に埋め込まれた機械のおかげで生きているのだと深く納得する。つまり、オレはサイボーグなのだ。
少年期のわがヒーローのひとりなるサイボーグ009その超加速力
心臓の動き奪はれわれもまたサイボーグ531奥歯噛みしむ

まあまあの日和でしょうか。はがき3通、封書1通をこしらえる。なかなかに難儀でした。
つつじ垣につつじの花の落ちてゐる五月七日の露地をさまよふ
昨夜一日遅れの菖蒲湯に沈む。
ほのぼのと六日のあやめの湯に沈むこの肉体もやがて滅びむ

風がある。
木には木の揺れ方がある。あけぼの杉、けやき、夏つばき各々に揺る
つつじの花しぼめばさつきの花ひらくすこし小さき赤き花咲く

初夏のよき日である。買物ついでに妻とドライブ。相模川沿いの河岸段丘の上、八景の棚からの眺望を楽しんできた。
はつなつのひかりと風につつまれてさみどりの葉の楠の大木
桃色の夕空をゆく飛行機雲、大山を超え遠くのびゆく

今日も五月らしい一日だった。海老名図書館周辺の田んぼ道を歩く。まだ水も入っていない田に鷺が一羽。絵になるような姿だった。
田の畔に一羽たたずむ白鷺の首うごかしてめぐり探れり
だんごむしを避けてあゆめばよろよろと六十六になるおいぼれである

初夏ということだろう。また連休後半に入り、相模川の厚木側ではテントを立てて遊ぶ家族がたくさんいる。圏央道は見えるかぎりでは、それほど混みあってはいない。東名や中央道は朝から渋滞情報がでていた。
むすこへのメール打つため足とどむ圏央道の高架の下に
つつじ花赤きも白きもはつなつの風にゆれたり川までの径

今日は朝から晴れて気ちいい日だ。ただ少し寒い。つくづくと思うのだが、親になるというのは子どもが生まれたときではなく、子が他者の家族の一人と結婚するときなのではないか。今になってようやく両親のあの時の心の内の苦さのようなものに思い当たる。いやいや申し訳なかったなあ。
父との思いでの一つ。父と二人で伊勢神宮を訪れたことがある。小学生の低学年の頃だったろう。
五十鈴川にのぞむ父と子うしろ手を組む写真あり父の真似して
おだやかで優しき父の表情とにほひ思ひだす心弱れば
