2023年2月12日(日)

午前中は雲が多く、寒かったが、やがて青空が広がる。   木蓮の芽のけばだちは春守る羽織る毛皮の厚きけばけば   毳(けば)だって茶色の醜き芽立ちから汚れなき純白の花咲く不思議 『老子』下篇62   「道なる者は万物の奥」...

2023年2月11日(土)

昨日は一時激しく雪が降ったが、今日は気持ちの良い快晴。   みぞれから小さな雪へ変はるころ防寒仕様の老いも出でたり   傘に降るシャーベット状の雪の暈(かさ)重たくなればときに傾く 付句といったところか   つぶやきは二...

2023年2月10日(金)

午前7時近くから降り始めた雪は、午後1時くらいまで降っていた。その後は雨   風、雪に右に左に翻弄され老いにはつらき駅までの道   荒蕪地の草枯れのうへにいっときを雪たばしれりここはいづくぞ 『老子』下篇59・60   ...

2023年2月9日(木)

朝、西の空に薄青い、少し欠けはじめた月が長く残っていた。風があって寒い。   ひむがしの空ほのぼのと明けてくる今朝は屈託すこし寡なし   くらげ色の残りの月を背景に群れとぶ鳩の家群(やむら)に消えつ あゆみ橋を渡る。  ...

2023年2月8日(水)

曇りがちだけれども、晴れ間もある。柚月裕子『暴虐の牙』上・下読了。呉寅会の暴力騒動を描いて、恐ろしいほどの圧倒的な迫力がある。   なにゆゑにかくも凶暴になりたるか沖虎彦をあはれかなしむ   柚月裕子の極道描く小説の容赦...

2023年2月7日(火)

朝は曇っていたが、春らしい空模様になった。   紅梅の花を見つけてふりむけば白梅あまたの花着けてをり   残り汁の豆腐食らふて春昼餉(ひるげ)老いのこころの穏やかならむ 『老子』下篇55 「赤子、蜂蠆虺(はちさそり)蛇(...

2023年2月6日(月)

春めいて、よき日である。朝、六時過ぎ、円形に近い月が西空の高いところにかがやき残っていた。   円にちかき昨夜の月の残りをり。午前六時の暁闇の空   西空に耿々と残る月の色。ひむがしはやうやうだいだい滲む   なんとなく...