2023年7月27日(木)

母が家へ帰ってきた。母はまた、ずいぶんぼけている。今日も暑い。 夜の闇がつくった一首。これも季節外れか。   腰高に拾ふは沙羅の花にして浄らなる白、天上の花 真木悠介『うつくしい道をしずかに歩く』(河出書房新社)読みはじ...

2023年7月26日(水)

夜、くらがりで妻に書きとってもらう。季節がずれているが。   春の日に途方に暮れて立つくす二、三分咲きの花のもとにて 22日から今までコロナの妻と私に、もっとも献身的な手当てを行なっていた娘が今日からいない。   コロナ...

2023年7月25日(火)

コロナである。しかし入院はさせてもらえなかった。熱もそれほど出ていなかった。喉、咳があるものの、それほどではないということか。娘と1時過ぎ帰ってきた。タクシーの運転手の機嫌が悪い。ハートフルなのに。   恋ごころ繁みこち...

2023年7月24日(月)

34℃代に下がったが、まだ妻のコロナは完全に下がったわけではない。   薬剤をよろよよろとして咽喉のざらつけばこれぞ生きているあかしなり   もう一錠づつしかない。これを越せば薬剤なくなる危機間近なり   二足歩行のしん...

2023年7月23日(日)

夏生、コロナの影響少しづつ収まってきたようです。妻はまだまだです。   この空を夢のごとくに飛びゆけり何鳥かしらずただかしましく   どこまでも青き空ひろがる。みはるかす ああこの空のまばゆきばかり   くらがりを廊下を...

2023年7月22日(土)

妻に熱がある。コロナかもしれない。妻が動けないと全てがうごかない。   息子も、妻も熱がある千葉から海老名へコロナが飛ぶか   老人のこころに潜む汚れしもの唾棄すべきなれどわがものなりき   存在の危ふきものかおしやべり...

2023年7月21日(金)

少し暑さは緩い。が、暑いことにそう変わりはない。   曇り空に暑き空気の来たりけり灰色の雲がわれを圧する   木の影を日の斑(ふ)のごとくしたがへて急ぎ足に赴(ゆ)く青空のもとへ 『むずかしい天皇制』が気にかかる。   ...